2023年7月22日土曜日

記事

長期投資を続ける秘訣、下落相場のときはガチホの「負け犬」になろう。

長期投資を続けられるのは、
せっかく手にした利益を消費せずに、
次の利益を生む源にし続けてきたから。

10倍株をつかむには、
まず2倍株をつかまないといけない。
そして、その2倍株を利確せずに、さらに2倍で4倍。
そして、さらに2倍で8倍。
その後はちょっとした上昇で10倍株になる。
含み益が更なる含み益を生むのが10倍株。
まぁ、その間に株価1/2は何度もあるだろうね。

10倍株まで我慢してきた人は、
「ほったらかし」して達成した訳じゃないと思う。
その過程をずっと見守り続ける忍耐力が必要。
 
投資して「ほったらかし」ておけば
長期投資できるんでしょう、とはならない。
「ほったらかす」んじゃなくて、長期投資を続けたいのなら、
普段のお金に困らないように生活をやりくりしないと、
特にベア相場には注意。

お金が要りようになったら、長期投資を崩す羽目になる。
大抵、お金が要りようになるのは不景気のとき。
残業できず、賞与も大幅カット、されて、生活が困窮し、
株価も下落している際に、長期投資の保有株を売る羽目になる。
踏んだり蹴ったり。

長期で株式投資に臨むなら、下落相場の経験を積むことが先決。
その局面で、どうやって長期投資の資産を取り崩さずに
生活していくかを学ぶことができる良い機会。
働いているなら、給与内で「やりくり」する術を持たないと、
長期投資は続かない。
FIRE済みなら、配当でやりくりできる生活の工面。

上昇相場のときは、黙っていても資産増えること多いから、
そのときこそ「ほったらかし」でいいんだよ。
でも、ほったらかしできなくなる誘惑も多い、んよ。
今、利確したらこれだけの利益が~、となる。

もう一度言うけど、長期投資を続けるには下落相場が肝心。

不景気になれば、給与も減る可能性あるし、
保有株式資産の評価額も減る。
そして、あなたは思いつくんよ。
株価が下落し続ける保有銘柄を今後もガチホするより、
今売ったほうが得策だと、生活も残業代なしで賞与も期待できない、
なら、今株式を売り抜けたほうが賢明だと。今が大事だと。
そして、次にやってくるであろう
ブル相場に乗れずにいることを後で悟る。

人生は長いんだから、あえて負け犬になって相場を休むのあり。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント: