株式投資というのは面白いもので、
将来の不安(主に経済的な不自由さ)から株式投資を始めたのに、
今度は、株式投資の不安(定)さに苛まれることになる。
株式投資は、安定資産ではない。
経済情勢や企業業績に反応して、株価は変動する。
こんなんで、将来の資産形成できるんか、と。
こんな日々株価変動する評価資産で、落ち着いた日常送れる?
資産額が数千万円台になったぐらいで、ふと、沸き上がった疑問だった。
このまま全て現金化して、資産を安定させるのも悪くはないんじゃないかと。
現金なんで、資産は増えないが、減りもしない、安定している。
でも、待てよと、今まで投資していく不安の中、
なんとか株式資産が増えていったけど、本当に不安だったのか、と。
上がっては下がってを何度も繰り返し、
結果的には、資産額は長期的に増加。
下げるたびに、あの時売っていればと、何度も自問していたが、
結局、資産増えているじゃんと。
いやいや、リーマンショックをもう一度経験したいと思うか?
と問う自分もいる。リーマンショックの半分ぐらいで勘弁してほしい。
やっぱり、株式投資をしている間は、不安だらけじゃん。
でも、働いている間も、リストラ、転勤、降格、上司ガチャで不安だしな。
結局、人生って不安を上げたらキリがねーし、
不安のない人生もないんだよな。
もう、開き直って、不安から逃げるより、
安定から逃げたほうが安心するかも。
安定した株式投資も無けりゃ、安定した勤務先もないんだし。
まぁ、公務員は安定しているかも知れんが、それとて人によるし。
むしろ、不安・リスクから資産を生んだ方が良いんじゃない?
そう考えたら、株式保有のまま資産を持つことの方が、
清算して現金保有よりも得策に見えるようになった。
不安だから株式投資始めたんだから、そのまま不安でいよう。
不安があるからこそ、ベア相場になると、安値で株式売り出してくれる。
俺はその不安を拾うことに徹すればいいんだし。
悲観は買い、とは言うけど、不安も買いだろう。
この程度の安直な考えで、今日まで来たけど、億れたからな。
安直だけど悪くはない、と自分を諭しておこう。
幾ら、お金あっても、不安は尽きないからな。
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