2023年5月8日月曜日

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配当利回りから最低限の保有期間を割り出すというアイデア。投資元本回収できたら、気が楽になる。

アルトリアのような高配当利回り8%越えの銘柄に
投資しようと思ったときに、
現在の配当維持される仮定で投資元本回収するには、
増配とか税金を考慮しなければ、12年近くかかる。
配当で投資元本を回収できた時点で、
それ以降、たとえ減配があったとしても、
元本は回収済みとなれば、損はしていない。

数十年先の「たばこ株」の未来に不安があったとしても、
これから12年もの間、たばこ産業がほぼ現状維持できるなら、
そう悪くない話。

たばこ産業は成長しないと言われて、
どのぐらいの年数が経過しているかねぇ。
1990年後半の巨額の健康訴訟から、
もう十分経過しているんだが。

長期投資の投資期間で俺が口癖のように言うのは30年。
30年で投資元本を回収できる
最低限の配当利回りは3.5%程度から。
増配基調の銘柄なら、
今2-3%程度の配当利回りでもイケる可能性はある。

長期投資するぞ、と構えても、
日々の株価変動による含み損や含み益の減少は気になるもの。
ただ、それを少しでも慰める一つの方法は、長期保有。
「もうすでに累積配当で投資元本を回収しているから」
と考えて現実逃避するのもあり、だと俺は思っている。

配当を投資元本の回収手段と考える発想で、
長期投資に臨むやり方もある。

コカ・コーラ、P&G、J&Jとかのディフェンシブ銘柄を
長期保有していると、株価の上昇はトロイかもしれんが、
長期保有と増配ですでに、保有期間によっては、
投資元本は回収済みだったりする。

これらの銘柄で、30年保有して株価2-3倍で指数投資に負けている、
とは言っても、実は累積配当分が加味されていないから、
どの程度負けているかは、定かではない。

まぁ、保有している間の減配、無配リスクがあるから、
ただの妄想でもあるんだが、
ただの素人の個人投資家なんだから何でもあり、でしょう。

たばこ株なんかは、10年程度で元本回収できる見込みあることを考えると、
そう悪くないと思ってしまう。タバコのイメージは別として。

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