2023年5月22日月曜日

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複利効果とか配当再投資の魅力を感じるようになったのは、投資始めてから20年後ぐらいかな。

長期株式投資の長所に必ず出てくるのが、複利効果。
米国株指数投資を積立投資したら、
過去平均利回り7-8%の投資利回り(複利)が得られると。
ただし、平均の世界の話なので、
正確には株式投資に複利効果はない、
平均にすれば複利と似たような資産の増え方をするよね、
と言っているだけで。

平均の世界でも、理論上というか計算上はそうなるんだけど、
複利の果実を堪能できるのは、後半。
前半は複利と言うよりは単利に似た利回りしか得られない。
複利のグラフを見れば、わかるんだが、
前半の資産の増え方は単利金利の増え方と大した変わりません。

敢えて誤解を承知で言うと、投資元本が小さいうちは、
単利、複利の差はそれほど感じられない。似たりよったり。

投資金100万円を仮に6%の複利で回すと、
72の法則で、12年で200万円になる。税金、手数料は考慮しない。
投資金1,000万円なら、12年で2,000万円になる。
投資金1億円なら、12年で2億円になる。

どんな投資資金であれ、2倍に資産は増えたんが、
最終的に増えた額は違う、100万円、1,000万円、1億円。
また、9年後よりは10年後のほうが、増えた額は大きい。
年を追うごとに増える額(利益)は
元本額(利息分が累積)に応じて、増えるんだからね。

なので、複利と似たような果実を株式投資で得たいのであれば、
なにはともあれ、投資元本額を増やし続けるしかない。

お金がないから、株式投資で増やそうとしているのに、
投資元本を増やせるわけないじゃんと思うのが、
庶民の個人投資家のつらいところ。

じゃぁ、なんで増やせばよいのかと、言えば、
「投資期間をできるだけ長くさせること」しかない。

結局、会社にしがみつくように、投資もしがみつかないと、
資産を増やす機会は訪れない、んだろうな。
それでも、上手くいけば、
会社に最後までしがみつかなくても良い環境が
訪れる可能性は十分ある。悪くはないと思うな。

会社勤務もつらかったけど、投資もつらかった時期はあったのは確か。
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