兎に角、働き始めてから、気になったのは、将来の人生設計。
どう考えても、俺の今後の給料じゃ、お先が暗いのは明らか。
副業出来るほど、才能や人脈がある訳ではないし、
かと言って、社内での出世競争も面倒臭いから、さっさと降りる。
自己評価も全て最下位ランクで自己申請して、上司から顰蹙を買う。
「やる気あるの?」と問われて、
芸能人なみに「別に」と答えて、さらに顰蹙を買う。
「回りの同僚の自己評価凄いですね、その割には業績悪いですけど」と
余計なことを言って、ことさらに、顰蹙を買う。
だめじゃん、俺、勤め人向いていないわ。空気読め。俺。
横道逸れた、御免。
かと言って、勤め人以外の収入の手立てはない。
20歳後半になると、まじで焦り始めた。
俺絶対、将来、お金ないわと。このままじゃ。
人脈も必要としない「株式投資」は、と考えてみる。
もちろん、最初は日本株。投資資金、10万円。
今考えると無謀だし、本当に全てが足りない。
だめじゃん。
当時は、兎に角、働けば、給料は手に入るから、何とかなるけど、
この先、会社に馴染めないと、更に追い打ちを掛けられて、
追い込まれるのは、何となく想像がつく。実際、そうなったけど。
ただ、当時、お金の心配ばかりをする人生は想像したくない。
現在や将来の出費をローンで賄うなんて、俺はしたくない。
そんなことすれば、お金の心配ばかりをする人生になってしまう。
そんなこと、頭の足りない俺でも想像つく。
車、住宅、教育費と出費は決まっているのに、
勤め先を拙くこなしていれば、なんとかなるでしょう、
ってどこかで思っている。
集団行動に不器用な俺には、拙くが出来なかっただけの話。
ネット界隈によく見る「お金にまつわる人生相談」の多くは、
「この先、やっているでしょうか?」が多い。
要は、お金の不安なんだよな。
勤めが不器用な俺は逆にそれに直面したんだ。
それでやったことは、
・投資本は読んだが、理解できる本だけを残した。
投資なら、ピーターリンチの書籍が一番お勧め。
金銭感覚を養うなら「となりの億万長者」。
投資理論はむずいので却下。
・働いている間は投資を続ける。
・配当はある程度溜めて、再投資。
・生涯収入の額になるまで続ける。
・昇給を当てにしない、賞与も。
なので、賞与がでたら全て、投資資金につぎ込んだ。
・節約・倹約して将来に備える。ただし、無理はしない。
・若いうちに借金してでも楽しめとは思わない、
中年になってからも楽しみたいんで。
・見栄を張らない、出世しなくて後ろ指指されても気にしない。
俺の人生なんだから、俺が決める。出世する気ないんだから。
健康を害するような残業は避けたし、
それで上司に相当嫌われたがフル無視。
・残業代を稼ぐぐらいなら、投資で稼ぐと決めた。
定年待たずに、生涯収入超えたので、辞めた。
現在、資産管理とかの心配はするけど、
将来の債務に怯えるようなお金の心配はない。
めでたし。運が良かっただけかもしれない。
今だに、今の資産額が信じられない時があるが、
証券会社から営業の電話が来るので現実なんだろう。
それもフル無視してるが。
人間嫌いなんだな、俺は。
証券会社からの電話が鳴りやまぬ。昭和か?
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