分散投資しても、結局、
資産を大幅に増やしてくれるのは、
限られた少数の銘柄に依存していた。
これは過去30年の俺の投資経験から。
なので、500銘柄に分散投資する米国株S&P500指数とて、
500銘柄「均等」に分散投資はしていない。
指数の算出方法に時価総額のバイアスが加わっているので、
時価総額の大きい銘柄ほど、その株価動向に指数は影響を受ける。
だから、S&P500指数の上昇を願うということは、
時価総額の大きい銘柄はさらに大きく、
と願うのと変わらない側面もある。
500銘柄に分散投資しているから、
分散リスクが500銘柄に均等に効いている訳でもなく、
時価総額のデカい銘柄に依存している、ことを忘れがちになる。
GAFAMがオワコンなら、S&P500指数も道ずれ。なんだよ。
ただ、GAFAMに変わる時価総額のデカい銘柄が現れれば、
事情は違ってくる。
アップルの時価総額2.5兆ドルを超える銘柄が
GAFAMやテスラ以外に現れる可能性あるんかと。
俺なら、ビザとかオイルメジャー位しか、思いつかんけど。
あと、もう一つの勘違い。
時価総額の小さい銘柄のほうが、
「株価の伸びしろ」があると思い込んでしまうところ。
過去10年、大型のGAFAM銘柄のほうが株価は上昇しまくった。
時価総額1兆ドル候補銘柄のビザ、J&Jに比べたら、圧倒的。
流行株のペイパル、ブロック、モデルナでさえ、
一時の急騰はあっても持続できなかった、
株価の伸びしろはこっちのほうがデカく見えるんだが。
思い込みの間違いは失敗しないと、理解できないのがつらい。勉強代と思えば。
2023年4月7日金曜日
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分散投資の誤解。平均分散投資とカン違いしやすい。
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