株式投資で上手くいっても、
それを周りと分かち合うことはない。
いつもは勤め人を否定的に語る俺でも、
今回は、投資の暗黒面を紹介する。
勤め人の良いところは、成果を分かち合えるところ。
会社に勤めれば、税務・社会保険は会社がやってくれるから、
仕事業務に専念できる。
それも、仲間が多ければ多いほど、デカい仕事ができる。
これは株式投資では、できないメリット。
勤め人なら、承認要求が満たされるんだよ。
まぁ、上司と同僚次第ではあるが。
株式投資は孤独なんだよね。自分で完結できる。
誰に相談してやるものでもない。
だから、誰も株式投資をしている貴方を
承認してくれる人はいない。
あなたの投資に興味を持つ人はいない。
投資で孤独になると、不安がどうしようもなく増す。
その不安を紛らわすために、つい、
金融機関などに相談したりして、カモられたりする。
だからと言って、身近な人に話をしても、
株式の話は今でも世間ではご法度。
投資なんかやっているから、不安になるでしょう、
と逆に諭されてしまう。
そもそも、株式投資は放置しているほうが、
投資成果が良いと言うんだから、
几帳面で真面目な人にとってはつらいかもね。
むしろ、怠け癖のある人のほうが有利なのかもしれない。
バフェット氏を見ると、孤独が好きそうに見える。
自分の時間を大事にしているという意味で。
長期で投資を構えるなら、まずは不安に慣れんといけない。
大暴落が来ても。
そして、誰にも相談できない状況が必ずやってくる。
そこで、耐えきれずに辞めると、長期投資は一旦リセットされる。
含み益があったならば、複利相似効果が途切れる瞬間だな。
それを何回か経験して、
長期投資のメリットが見えてくるようになる。
だから、早いうちに投資をやっておけ、と言われる所以。
投資金の少ないうちに失敗しておくべき、とは思っている。そして、成功した銘柄を大事に。
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