今回のSVB破綻で思い出したのは、
ドットコム・バブルでの教訓。
どんなに技術が優秀で称賛されて、
売上が倍々ゲームで成長しようが、
利益が出るまでは安心できたものじゃない。
過去に一度も利益も出していない
銘柄に投資するなんて、個人投資家レベルの者が
すべきではないと思ったね。
別にしてもいいが、
それは究極のハイリスク・ハイリターンであるということ。
だから、PSR(株価売上高倍率)なんて言う指標は
俺は好かない。PERだろう、使うなら。
結局、利益も出ずに競争激化して売り上げ成長が鈍化したら、
と思うとね。
ハイテクとかバイオ系への投資で注意したいのは、
技術・サービス・製品に溺れるな、ということ。
会社である以上、いずれは利益を出さないとやっていけない。
資金繰りが破綻したら、終わり。
どんなにサービス・製品が優秀でも。
ドットコム・バブルのころは、
資金力のないスタートアップ企業に、
自社の製品・サービスを買わせるためにわざわざ
自分(自社)から融資とか、後払いとかの条件で
買わせた大手ITベンダーもいた。
そのため、スタートアップ企業が破綻すると、
融資が回収できずに大手ベンダーも破綻。
AT&Tからスピンオフしたルーセント(通信機器)なんかその典型。
当時の俺は、そんなことも知りもせずに投資していたが。
今回のSVB破綻は、利上げによる債券投資の失敗とされており、
スタートアップ企業破綻が原因ではないけども。
結局、スタートアップ企業への融資も投資も、
結構リスクだらけであることに変わりはないと思っている。
ただ、知らなかっただけなんだよ、素人の投資家なんで。
利益出して、無借金のスタートアップ企業なら、買収されるだろうし。世の中うまい話は続かないし、ないものと割り切る。
0 件のコメント:
コメントを投稿