アップルの減産報道と言えば、ほぼ日経からが通例。
ここ最近、減産報道は聞かない。
増産報道も聞かんけど。
「ファンド・マネージャー」という古い投資の書籍で、
印象に残った文章がある。
報道されないことに気を配る。
要は、変化が起きなければ報道はされない。
ハリーケーンの災害報道が少なければ、
それで恩恵を被る銘柄を考える。
災害が生じなければ、保険・損保会社は支払う必要がない。
寒波の報道がなければ、
石油・ガスの需要は大きくない、かもしれない。
数年前、「大寒波でも来ない限りガスの大幅な需要喚起は見込めない」と、
嘆いていた大手ガス会社のCEOがいたけど、
今じゃ、ウクライナ紛争でガス料金はえらいことになっているが。
俺はガチホしているので、保有銘柄で株価変動が起きると、
何が原因で株価の変動が起きたかをググる、ようになった。
でも、これは短期の株価の動きを追っているだけ、と気が付いた。
保有銘柄の中には、長期で右肩上がりの上昇を続けている銘柄がある。
これらの銘柄に共通しているのは、何もニュースが無いということは
順調な証拠ではと、思う時がある。
不正を隠し通し続けているリスクもあるんだろうけど。
アップルの話に戻ると、減産も増産の報道もされないということは、
基本、ポジティブに捉えても良いのではないかと、思っている。
減産報道が毎月出るのに比べたら、はるかに健全。
1回目の減産で、需要予測を大きく外さなかったわけだし。
減産報道して、すぐに増産報道も悪くはないが、
需要予測ミス過ぎじゃないかと思ってしまうし。
知らせがないのは良い知らせ。ということだな。
情弱で余計な投資売買を繰り返さないこともある。情弱も悪くはないと思っている。
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