2023年2月27日月曜日

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過去5年で時価総額の約6分の1の株式を買い戻すアップル_昨年は安く買えたってことか?

一時期は時価総額2兆ドル割れまで株価下落したアップルだが、
今は時価総額2.3兆ドルまで株価は回復している。

それでも、過去に3兆ドルまでに達していたから、
それに比べれば株価が低迷していることに変わりはない。

アップルの株主還元は配当よりも自社株買いに比重を置いている。
何せ、年間配当利回りは0.63%で、増配率も最近はショボい。

アップルは過去5年間で約4,091億ドル分、株式を買い戻している。
2.3兆ドルの約4,000億ドルなので、過去5年で約17%分の買戻し。

昨年の第3四半期には247億ドル分、買い戻している。
2.3兆ドルの247億ドルなので、一四半期で約1%分の買戻し。
昨年から、株価低迷していたので、買いの好機だったかもしれない。

日本と違い、米国会社は概ね、自社株買いに好意的。
アップルなんか、わざわざ借金(有利子負債)してまで
自社株買いをしている。
自社株買いをすると、発行済み株式数が減るので、
EPSを上昇させる要因になるが、PBRも上昇する。

自社株が良い悪いの判断は俺の頭では無理。わからない。

ただ、アップルの自社株買いの規模が半端ないことだけはわかる。
短絡的に考えれば、過去5年で株式市場からアップル株が
約1/6消えたことになる。なんか圧倒される規模感。

自社株買い→株式分割のループで、結局、発行済み株式数は永久に減らない。
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