2023年1月21日土曜日

記事

長期投資なら、結果は長い先のこと。焦って失敗したと決めつけないこと。

長期投資をすると、
当初は大失敗と思った銘柄も、
含み益銘柄に化けていることがある。

例えば、健康被害訴訟で莫大な費用負担リスクが
生じたフィリップ・モリス。
それを知らずに、高配当銘柄だと思って投資したら、
株価は低迷。
当時の訴訟結果次第では、
倒産リスク(企業再生するんだろうけど)も秘めていた。
それが、今ではアルトリア、フィリップ・モリス、
モンデリーズ、クラフトの4銘柄の保有になって、
各銘柄から配当を貰える。

原油先物がマイナスになって、
エクソン・モービルの株価は30ドル台までに下落。
他のオイル・メジャーも似たようなもの。
合併とか、無配とか散々騒がれたが、
それが今では、増配して株価は過去最高値。

テスラとて、同じこと。
かつては資金枯渇と散々叩かれていたのに、
あれよあれよ、という間に株価上昇。
株式分割なければ、株価は4桁台に。
今じゃ、資金不足の話なんか出てこない。

アップルも同じ。
資金不足でマイクロソフトから援助してもらった過去がある。
当時議決権なしの6%のアップル株主だったんだよね、
それが今では時価総額で逆の立場になっている。

個別銘柄の長期投資なら、
膨大な含み益がパーになることもあるだろうし、
鳴かず飛ばずの保有銘柄が、
いつの間にか膨大な含み益をもたらすことがある。

俺の狭い私見で言えば、
CEOの力量に大きく依存することが多い。
現CEOが業績の悪化を取って辞任して、
新しいCEOが就任した銘柄にすごく興味がある。

直近なら、Netflix。
少し前なら、Disney。
現在、暫定CEOで新しいCEOを探しているVF Corporationとか。

ブランド価値とCEOの力量は別物。ブランドを棄損するのも経営の成せる業。アップル見れば、よくわかる。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント: