2023年1月15日日曜日

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「含み益足りて、銭足らず」の長期投資

増配、増配と俺のブログでは散々言っておきながら、
実を言うと、俺の場合、
キャピタルゲインの増え方のほうが
インカムゲインの増え方よりも圧倒的に大きい。

それで、何が起きるかというと、
超低配当な利回りの株式資産。
具体的に言えば1%未満の配当利回り。
1億円の評価資産でも年間手取りで
100万円も貰えない。

100万円じゃ、夢の配当生活とは程遠い。
「含み益足りて、銭足らず」な状態が
長く続くことになる。
2億円でも200万円未満だからなぁ。

利確すれば、すぐにでも楽になるんだよ、銭足りるから。
でも、それをしたら、
今後のインカム(配当)も保有減で減っちゃうからな。
と思いとどまった。

「勘定足りて銭足らず」という言葉があるように、
黒字でも「支払うべきものが支払えない」、
儲かってはいるんだけど、手元に銭がない。
株式投資でも似たようなことは起きる。
儲かってはいる(含み益拡大)んだけど、手元に銭がない。

トラップもいっぱいある。
保有株式を担保にして銭借りるとか、ね。
担保だから、株式の評価額が下がったら、
さらに担保を求められる。
悲観が悲観を呼ぶサイクルは御免だから。

冒頭の話題に戻るが、
昨年から含み益を減らしても耐えられるのは、
増配という救いがあるから。

ただ、増配率とて毎年の成長率はせいぜい10%程度。
それも高望みして、そのレベル。
先は長そうに見えた。

ベア相場になると、不思議な感覚に陥る。
仮の話だけど、
2億円の評価だった資産が1億円でも
年間配当額100万円は変わらなかったりする、
ことが起きる。
逆のブル相場も然りで1億円の資産が2億円に増えても。
配当変わらず。

結局、銭が足りないことに変わりはない、だな。
長期投資で配当生活を目指すなら、
結局、銭が足りるまで、
続けないとならんかったな、俺の場合。

相場よりも、増配発表のほうが気になるんだよね。
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