2022年12月13日火曜日

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アップルとIBMのPER(TTM)値がほぼ同じってことは、アップルはIBM並みの成長見込みってこと?

ブログ記事を書こうと試行錯誤していたら、
IBMとアップルのPER(TTM)がほぼ互角の数値。
Yahoo!FinanceからのPER(TTM)値だが、
IBMは24.22、アップルは23.22。

うん?
えっ、ちょっと待てよと、
GAFAMのPER(TTM)も調べてみた。

アルファベット 18.77。
アマゾン 81.46。
メタ 10.69。
アップル 23.22。
マイクロソフト 26.93。

ついでにビザとナイキも。
ビザ 30.5。
ナイキ 31.5。

ブルームバーグに「FAANGの時代は終了」の記事がある。
とどめに、
「一つの時代を先導したマーケットリーダーが
 次の時代を支配した例は過去にほとんどない」だと。

PERだけの狭い見解だが、IBMは少なくとも、
アップル、アルファベット、メタよりも
買われていることになる。
まぁ、メタはどうでいいけど。
それでいて配当利回りはIBMが優位だし。

ってか、IBMが買われ過ぎなのか、
それともGAFAMが売られ過ぎなのか、
わからんが。
米国指数のS&P500は過去最高値から、
今だ2割以上下落しているのに、
ダウ指数は1割未満の下げまでに上昇している。

FAANGの終わりというよりは、
ナスダック上場を除くダウ銘柄が
買われているように見えなくもない。

別に「FAANGの終わり」でもいいんだが、
アップルとかマイクロソフトとて、
しばらくはキャッシュ・カウ(金のなる木)を持っているので、
株価が不調でも今までの増配基調はしばらく継続できるはず。

上記の記事の中には、
「アマゾンとアップル、アルファベットはその規模自体が、
 将来にこれまでと同様に巨大なリターンを提供する可能性
 が低いことを意味する。」
とあるけど、アップルが時価総額1兆ドルのときにも、
同じようなこと言われた記事を見たことがある。
そして今は2兆ドルの時価総額です。

多分、3兆ドルになったら、
また同じような記事を見るんだろうな。

相場が低迷すると、この手の記事をたくさん見るようになり、
そうして、手放す動機付けとなる。長期投資との葛藤だね。
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