2022年11月24日木曜日

記事

レイオフして増配する、米国企業。ピケティの法則通りじゃん、資本収益が優先されている。

大手ハイテク企業は、どこもレイオフの報道ばかり。
ここ最近なら、ヒューレット・パッカード社のこの報道
「最大6,000人削減」と大きく報道されているが、
その裏で、しっかりと5%増配の報道もされている。

詳細は、2025年までに全従業員の最大約12%、
とのことだから、いきなり数千人をすぐに削減する
わけじゃない。
記事のタイトルに多少、意地悪さを感じるけど。

日本(日本語)で報道されるのは、
GAMAを含む大手ハイテク企業の人員削減ばかり。
人員削減して、株価が下落すれば、
それも併せて報道されるだろうが、
逆に株価は上昇していることが多かったりする、
メタとかそう。コスト削減となるからか?
でも、そんなことは大きく報道されない。

題名にあるように、「人員削減しても増配」。
これ聞いた時、ピケティのことを思い出した。
「r > g」のこと。
労働収益の伸びよりも、
資本収益の伸びの方が大きい、と。
人減らしても、配当は減らさずに増配。
資本収益は温存されている。
株主にとっては。

資本主義社会の冷酷さを見る思い、ではある。
ただし、これが現実でもある。
だったら、目を背ける必要があるかと。

会社に就職する苦労と、株主になる苦労、
どっちが大変だろう、かと。

お金がなければ、まずは就職だろうが、
仕事にありつけている間に、
株主になっておくべきだと悟った。
過去に何度も言ったけど、
サラリーマン人生は集中投資、
そのうえハイリスクなんだが、
リターンがハイリターンとは限らない、
のがつらいところ。

株式投資は分散できる。
10社でも100社でも。
1社ぐらい潰れても、
すぐに路頭に迷うことはないし。

働いている間なら、ゆっくりお金持ち、になる期間も稼げる。
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