アルトリアとかに分割される前に、
フィリップ・モリス株を
保有していた人の中には、
保有している間の配当で投資資金を
回収できている可能性は十分にある。
税抜き利回り5%なら、20年で回収。
ただ、フィリップ・モリスは
増配、企業分割、株価上昇で
回収期間は20年よりも短く、
さらにキャピタルゲインも得られている。
アップル株を、あの当時に投資していたら、
○○倍と言うけど、実際に保有している人なら、
もうすでに配当で当時の投資資金は回収済み。
運よく、アップルとかフィリップモリス株を
長期保有できた人は、もう、含み損が
発生しないレベルに到達しているから。
長期保有して、最高に居心地が良いのは、
そのような銘柄に巡り合えた時。
配当以外にも、限りなく、
含み損が起きそうにないイベントがある。
株式分割。
1:2の株式分割を5回繰り返したら、
2の5乗で、保有株式数は32倍に増える。
逆に言えば、株価は当時から1/32になる。
保有してから、
過去に1:2の株式分割を
5回繰り返した銘柄の株価が
100ドルだとしたら、
含み損ラインの株価はおおよそ3ドル以下。
株価が3ドルになる前に、
おおよそ上場廃止になるので、
現実的な株価ではないし、
もう含み損を気にしなくてもよい
保有銘柄になっている。
長期投資のガチホで、
増配と分割をする銘柄は大事にしておくべき、
だと悟った。
では、逆に、
長期投資ガチホすると、
上場廃止で当時の投資資金がゼロになる
可能性あるじゃんと。
もちろんあります。大いに。
だから、分散しているんだが、
投資資金ゼロになった銘柄の損金と
投資金を回収できた銘柄の含み益を相殺して、
プラスにするのが長期個別銘柄投資の醍醐味。
まぁ、そのどっちでもない
ディフェンシブ銘柄で満足する手もある。
あんまり、面白くないけどね。
2022年11月22日火曜日
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20年前の投資資金は配当で回収済み。もう手持ちの資金は全て利益、は夢物語と思ってる?
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