2022年10月25日火曜日

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ディフェンシブ株は好景気の影響を受けずに、不景気の影響を受けやすいもの。世間の見方と俺の見方は違う。

コカコーラ、J&J、P&Gは俺からみると、
これらの銘柄に投資して資産増やそう、
と思う気にはなれない。
10年で株価2倍になれば、御の字。

配当利回りも、
今なら10年米国債に負けているので、
インカムとしての魅力も薄い。

ディフェンシブ銘柄の代表銘柄のように
言われている、これらの銘柄。
景気の変動の影響を受けにくく、
業績が安定している業種だってさ。

でも現実は、ベア相場では、
相場と歩調を合わせて下落しているんで、
「景気の変動の影響を受けにくい」と言われても、
もろに受けてるじゃん、って思う。

逆に言えば、好景気になっても、
景気の変動を受けないから、
株価は相場以上に上昇しなかったりする。
「景気の変動の影響を受けにくい」と
言っているのは、このことかと。

まとめると、
「不景気の変動の影響を受ける」
「好景気の変動の影響を受けにくい」
のがディフェンシブ銘柄。
の文章を1つにすると、
「景気の変動の影響を受けにくい」となる。

くだらない話に付き合って、御免な、本題に移る。

と言っておきながら、今では、
俺はディフェンシブ銘柄が好きになった。
資産が増えたので、値動きのトロイ銘柄も
必要になったから。
利回り3%程度でも十分満足。
米国債より見劣りするけど、増配で補ってくれる。

ただ、ディフェンシブだとは思っていない。
どこにも防御的な要素はない、
保有したらわかると思う。感覚で。
証券業界のマーティング用語みたいなもので、
株式買わせるためのキャッチコピー。

資産数百万円程度なら、
ディフェンシブ銘柄に魅力を感じない。
なぜなら、資産増えるのにしびれを切らすし、
下手したら、インデックス投資より
投資効率が悪い時期があるかもしれないし。

ただし、どうしてもディフェンシブ銘柄買いたいなら、
ベア相場の時か、経営陣がへまやらかしたとき。
コカコーラ、J&J、P&Gとか見ると、
製品は十分な品質を維持し続けているし、
ブランド力は強力。
会社名やCEOの名前より製品名が先に出てくるんだからね。
パンパース、アキュビュー、とかね。

これらの銘柄の株価がコケるのは、
外部環境が悪くて需要が萎む時(不景気ってやつ、今か?)と
製品いじくりまわすか、財テクに走って、自ら墓穴掘るとき。

コカコーラなら、
ニューコークとかで新製品出してやらかしたときとか、
多角化(ワイン事業)とかで業績落としたとき。
P&Gなら、デリバティブやって、損失出した時かとか。
J&Jなら、最近ならタルクかな。

まぁ、いずれ、これらのことは忘れ去られて、
株価が回復する(してきた)ので、いつ買っても、
良いと思わせる安心感もある。

ただ、何度も言うが、ディフェンシブじゃない。
生活必需品とは言え、不景気になれば、
多くの人は生活費の支出を抑えるんだから、
景気の影響を受けにくいんじゃなくて、受けるよ。
不景気のときはね。
ただ、好景気になっても、
コークをがぶ飲みをする人はほとんどいないし、
洗濯洗剤をやたら増やして洗濯する人はいない、のは確か。

あと、バリュー株って言う表現も気に食わない、バリューあるから株価ゼロじゃないんだろう。
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