2022年10月11日火曜日

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アップルと共にあらんことを、のその後。

当時、アップル株に投資した際の株価は
$30-40のレンジ位だったと思う。

証券取引が約定されると
決済書が郵送される紙ベースの時代。
クローゼットの保管箱に探せば、
当時の郵便物があるんだけど、
面倒だからしない。

しばらくすると、
株価は$60位までいって、
含み益に転換し始めた。
と喜んでいるのもつかの間、
ジョブス不在の時代で、
アップルのCEOはちょくちょく変わり、
ジョン・スカリー氏から
マイケル・スピンドラー氏に、
そしてギル・アメリオ氏へと。
経営は安定せず。
OS開発が難航し、出るんだか、
出ないんだか、ぐずぐず状態。

そして、やってくれました。
株価$30割れ。
不良在庫を抱えて、販売しても
赤字という悲惨な決算発表。
一日で20%強下落したかな。1993年ごろの話し。

あ~、含み益が消えて、また、含み損。
そうなるよね、当時のアップルじゃぁ。

株価も元本割れを起こしているし。
そんな中、映画「フォーレスト・ガンプ」が
封切られた。
たしか1995年か1996年位の話し。

映画の中では、
フォーレスト・ガンプ氏がエビ事業で
成功した資金をダン中尉がアップル株に
投資してくれたおかげで、
ガンプ氏が「お金の心配をすることがなくなった」
と語るシーンがある。
多分、アップルの未公開株に出資し、
アップル上場で儲けたんじゃないか、
と俺は推測している。
映画では、そこまで語っていないけど。

アップル上場で仮に、株式投資したとして、
映画が製作された1994年までの株価推移を見たら
せいぜい最高なときで4-5倍にしかなっていない。
現実は厳しいぞぃ。

1980年IPOしてから2000年ぐらいまでの
月間株価チャートがこれ。
※株式分割が考慮されているので、当時の株価ではないからね。












1997年のアップルの株価は上場時の株価よりも低いんよ。

映画なんで、理屈抜きで楽しむのが筋。
でも、俺はアップル株に投資していたんで、
「嘘だろう」って思いながら、映画見ていた。

そして、スティーブ・ジョブス氏が
アップル暫定CEOに返り咲いて、
アップルの快進撃が始まるんだが、
株価は一直線に上昇するわけでもない。

上記の株価チャートの1999年から2001年の
株価推移を見て欲しい。
10倍近く株価が上昇して、8割ほどフリーフォールする様を。

分かりやすくというと、
10倍近くになった株価で売らずに、
その後、8割ほど株価下落するのを
ただ眺めていただけになる。
なに、売り損ねているんだよって、言われそう。
それでも、含み益は確保されていた。

もう、当時の記憶は飛んでいるから、覚えていない。
覚えていないから、トラウマにならずに済んだ。

でも、ガチホしていた。

成長株投資で財を築いたフィリップ・フィッシャー氏が
モトローラ株を売らずに保有してきた話に賛同して、
俺はアップルにそれを当てはめてみた。
理由、根拠を聞かれても俺自身、わからない。

AppleII欲しくてたまらなかったんで、
なぜかアップル株も欲しくなっただけなんだが。

中古のMacintosh 128k以降、
アップル製品は購入していない。
株は安く見えても、製品は高いんだもん。

まだ、話は続くけど、気の向いた時に書く。

あっ、「ショーシャンクの空に」の
話をしていないけど、今度ね。

アップル株が安定して上昇し始めたのは、2003年ぐらいからだよ。
それまでは行ったり来たりの株価推移。
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