2022年8月26日金曜日

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お金で時間を買うか、時間でお金を貰うか。労働と投資からの収入の違い。

あるとき、株式投資が嫌いになったことがある。
なんで、こんなに時間かけて
一生懸命やっているのに、
損ばかりしているんだ、と悟った時。
もう、面倒くせーから、投資辞めた。
売るのも面倒だから、そのままにしておく。
結局、それが良かったんだけど。

今振り返ると、結局、お金欲しさに
急かされていたんだ、と思った。
お金が欲しいので、その分、
投資に時間を割いている自分がある。
給与と違うのは、必ずしも収入が得られる訳ではない。

勤め人なら、(今なら自宅勤務もあるけど)、
会社へ自分の労働時間を提供しなければならない。
その見返りに、給与が貰えている。
時間でお金を貰う面がある。
とくに、日本は成果主義と言うけど、
労働時間は束縛されている。

それと同じことを投資でもしていた。
一生懸命やれば、何とかなる。

いいえ、何ともなりません。

俺の人生を会社勤務で終わらせたくないと、
思って、やっていた株式投資が逆に、
投資に時間を割いていたんだよ。
加えて、投資に時間を割いて、
損していたんだから、
多くの人がやる過ちを俺もしていたんだ。

俺流の長期投資というのは、時間を味方にして、
複利で増えていくことを期待するモノ。
元本少なけりゃ、投資期間で稼げってこと。

途中で株式投資を放り投げた後、
保有銘柄だけで、数年後、少し増えてきた。
さらに、1年後も増えている。
ドットコム・バブル崩壊後から、
少しずつ回復していることが、わかってきた。
そして、リーマン・ショック。
でも、ちょっとだけ、まだ含み益ある。
リーマン・ショックに耐えてくれた、んよ。
多分、リーマン・ショック後も
回復するんだろうなと、期待。
それからは、ガチホ一直線。

平均して年2-3%程度増えてくれれば、恩の字。
日本の超低金利に比べれば、天と地の開き。
7-8%なんか期待していません。
でも、結局、それ以上の投資成果になったんだけ。

それも、投資で時間に追われずに、相場に任せた。
投資に時間をかけることは、買いの時だけ。

俺は「会社から期待されている」と
会社勤務で有頂天になってもいいけど、
いずれは、役員にでもならない限り、
会社勤務の終わりは来る。

投資に終わりはないからね。
だけど、仕事で時間に追われることはない。
これがいいんよ。俺にとって。

「働いたら負け」とか「勝ち組、負け組」ってあるけど、人生に勝ち負けってないだろう。
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