とかの記事は良く見かける。
アップルじゃなくても、マイクロソフトでもナイキでもいい。
上場してまだ20年未満のビザやマスターカードでもいい。
でも、大事な点が抜けている。
アップルに10年前、20年前に投資していた人は
ごまんといるんだよ。マイクロソフトでもナイキでも。
ただし、今に至るまで保有するのが難しいから、
記事のような利益を手に入れられないし、
記事のような出来事は夢物語のように語られる。
同じことは、指数投資にも言える。
S&P500指数の過去実績平均投資利回りの
果実を得られる人がどれだけいるか?
ってこと。
SPY、VOO、VTIのような指数ETF環境が
速くに整ったのは早くて1993年で、筆頭がSPY。
29年しか経過していない。
SPYでは、上場来からの利回りは税引き前で9.63%。
税引き後で8.98%。ここに情報がある。
リーマンショックを経験していないVOOなら、
上場来の税引き前で13.29%。(情報はここに)
ここで、疑問が出る。
SPY、VOOに投資して、この利回りの果実を
享受している人の記事を見たことがない。
ブルームバーグ、ロイター、バロンズで。
当たり前過ぎて記事にならないのか、
ほとんどいないかのどちらか、だと思っている。
○○年前に投資する以上に重要なのは
そこから持ち続けられていたかどうか、な訳。
ブル相場の時はVOOへの投資ブログ記事を多くは見る。
ベア相場になると、売却記事に変貌する。
それでは、題名のような夢物語は訪れない。
買うタイミングが難しいのではなくて、持ち続けるのが難しい。
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