2022年7月16日土曜日

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なぜに30年近く株式投資を続けられているのかと問われれば、好きだから、楽しいと思える時があるから。

株式投資を続けられている理由は
どこか楽しくて、苦痛と感じないからなんだろう。
近頃、そう思っている。

含み益があるからとか、上手く行っているから、
とか言われそうだけど、
投資始めて20年ぐらいまでは、
大した含み益ではなかったし、含み損に何度も反転していた。
株式保有資産が急激に増え始めたのは20年経過してから。

そこで、正確には複利効果ではないんだけど、
それと似ているんだな、と実感している。

複利効果の曲線を見れば、わかるように、
資産は右上がり直線で増えない。
前半戦はほぼ水平、後半で急上昇するのが見て取れる。


大した儲かりもしなかった前半の20年は楽しかったんかい?
と問われれば、止めようとは思わなかったから、
どこかで楽しかったんだろう、と思う。

英語の四半期決算書(10-Q)を見るのも苦痛ではない。
この英語の会計資料が試験勉強の類だったり、
顧客への報告書をまとめる仕事だったら、苦痛だったと思う。

株式投資すべきかどうかの調査であって、
全て自分の判断で、投資の結果も自分に跳ね返る。

世間をそれは「自己責任」と言って、揶揄するが、
組織の論理で自分の人生を有耶無耶にされるリスクに比べたら、
俺は株式投資のほうが居心地が良い。

株式投資以外にも、不動産投資(リート除く)もあるが、
俺は不動産に詳しくもないし、興味もないので、
手を出さない。楽しめないし。
アパート経営もビル投資もしたいと思わん。

投資先の銘柄の決算書の類を見て、
業績に対する経営者の解釈を見るのも楽しい。
そこに、経営者の資質が現れるし。

その点、日本企業の決算書はつまらない。
数字と事実を並べているだけで、解釈がないし、
経営者のゴーストライター(総務部、人事部)が
書いたようなお決まりの会計文句ばかり。

だから、米国株投資へ傾倒したんだろうと思う。

好きなことやっている間は、失敗で落ち込まないんだよね。嫌な事やっていると、極端に失敗を恐れる。
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