長期投資で必要なのは、ベア相場とブル相場のサイクル。
ベア相場で投資を辞めずに継続して投資コストを下げて
ブル相場で保有株式の含み益が拡大するのを期待する。
ブル相場ばかりだと、投資コストも上昇しっぱなし。
思ったほど、含み益は拡大しない。
ベア相場ばかりだと、含み益が増えない。
ベア、ブルの相場サイクルを何度も
経験するごとに資産を増やすのが長期投資の醍醐味。
投資期間が短いと、投資する時期の運、不運に左右されやすい。
上記はS&P500指数の約20年ほどの株価チャート。
長期投資すれば、誰もが赤線のチャートを夢見ているんだけど、
現実は、茶色のチャートになっている。比例チャートそのもの。
複利曲線に見えてしまう。
長期投資の始めの頃は、ほぼ利益は出ないだろうし、
相場環境に翻弄される。んで、辞めてしまう人が多い。
利益でないのに、このさき30年近く投資を続けるのは、
正直、天に仰ぐような気分にさせる。
本当にそうなるか、疑心暗鬼のまま投資続けるんだし、
「今度ばかりは違う結果になる」ことさえ、あるかも知れない。
そんな心境で投資するわけだからさぁ、
簡単に「貯蓄から投資へ」なんかできる訳ないしょ。
指数ETF投資でこれなんだから、
個別銘柄投資で長期保有はもう究極の世界。
それでも、人生一度切り、やってみる価値はあると思っている。
数万円でもいいんだし。
モノの多くは経年劣化するけど、企業は、名前を変え、事業を変え生き延びることができる。
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