2022年6月3日金曜日

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ドットコム・バブルの株式分割と違うのは分割比率。分割前に株価上昇、それバブルじゃねーの。

1997年から2000年の4年間で、
毎年、株式分割していたのはシスコ・システムズ。
していなかったら、今頃株価は3桁台だったかもね。

アマゾンは1998年からの2年間で、分割3回。
そのおかげで、ドット・バブル破綻後の株価は、
まさかの1桁台に突入。
それが今では、株価4桁台だから。

当時のドットコム企業の株式分割の比率は
2:1とか3:1とかが多かった。
1株を2株または3株に分割。

株価が3桁に行く前に、
分割するのが流行り、みたいな。
相対的に分割比率が小さいのは、
株価上昇したら、ちょくちょく分割していたから。

株式分割バブル弾けてからは、
少なくともハイテク銘柄の株式分割が
行われることはほとんどなく、
例外はアルファベットの株式分割位しか記憶にない。
これは議決権絡みの分割なんで、社内事情に起因している。

代わりに、企業分割が多くなった感じ。
モトローラ、ヒューレット・パッカードとか。
要は、事業の立て直しが頻繁に行われたってこと。

そんで、分割しなくなったせいで、
その後、復活したハイテク銘柄の株価は
上昇し続けたまんま。
株価3桁、4桁になっても、分割しなくなった。
むしろ、値嵩株になることが
勲章みたいなものになったとさえ、見えた。

んで、ここに来て、株式分割バブルの再来。
とくに株価4桁の値嵩株。
アマゾンとアルファベット。
比率が10:1とか20:1なんだから、
2000年代の株式分割とは比率の桁が違う。

分割すると、なぜか分割実施前に
株式の上昇がみられることが多い。

売られていたアマゾン株価が、
分割前に買われているのをみて、

俺の感想、
またかよって
※業績ガイダンスの上方修正でもあったんなら、わかるけど。
って感じ。

巣籠銘柄を見限ったんじゃねーの。最近まで市場は。

歴史は繰り返す、って身に染みる。
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