現金よか株式持っているほうが居心地がいい。泳ぎ続けるマグロだな。

米国と日本では、内部留保に関して、
見解の相違がある。

内部留保をたんまり貯めていることは、
お金を有効活用していない、
と判断されるのが米国。
使う予定の内部留保は株主に
返還するよう、求められる。

極論すれば、
借金しても経営が回るなら、
借金すべし。
フィリップ・モリス、アルトリア、
コルゲートなんかその類。

内部留保は将来の業績悪化のために
使われるもの、長期的に安定した経営を
維持するために、必要と考える日本。

かつてのアップルも、日本に似た考えだった。
スティーブ・ジョブス氏は倒産の危機を経験したんで、
内部留保はそれに備える、と聞いた覚えがる。
しかし、ＣＥＯが変わり、今では、
配当と自社株買いで株主に還元しているけど、
それでも、還元スピードが足りないんで、
内部留保は減らんけど。

で、俺はどうかと考えると、
資産増えるとさ、現金持っていても、

使わないんだよ。ただ、あるだけなんよ。

借金してまで（個人なら住宅ローンね）
生活を営むことはしないし、かと言って、
現金をたんまり貯めておくこともしない。
株式投資に回す。

やぁ、わかるよ、

「何がお金持ってるくせ」にと言われるの。
「こちとら、金なくて困っているのに」ってさ。

でも、消費で金使っても満たされないよ。

自動車数台保有しても、運転できるのは１台なの。
眺めて終わり。販売店のショールームと変わらない。

利確して、現金にしても、事業できる器じゃないし。
ビジネスでみれば、億単位の金なんか、ちっぽけなもの。

まぁ、株式投資で資産作れたから、言えるんだけど、
株式投資で資産作れたんで、そこが居心地がいいんだよ。

株式投資辞めて、現金化したら、それこそ、
他に居場所を探してしまって、迷子になってしまう。

バフェット氏は投資を辞めようとしないよね。
もう、引退しても十分なのに。
投資が生きがい、なんじゃないか、と思えるほど。

株式投資で資産作って、使わずに
生涯を遂げた人は少なくないでしょう。
もう、生活の一部なんよ。投資を続けることが。

長期では上昇するとか、
当初はそう思っていたんだろうけど、
途中から、資産に余裕出来ると、
さらに投資しちゃう。

しないことと言えば、短期売買。
トレードなんかしないよ。
だから続くんよ。

アップル株を２０年以上保有したら、
歴代CEOスカリー氏、マークラ氏、ジョブス氏、クック氏以上に波乱万丈のアップルを語れるぞ。