米国相場は神経質になっているけど、
四半期決算発表のやり方次第で、
株価に大きく影響を与えるのも事実。
決算で下手こいたら、
株主訴訟される恐れすらあるからね。
事前に発表したガイダンスが達成できない場合、
未達の警告アナウンスを行うことがある。
その場合、
アナウンスした時点で株価は下落するんだが、
警告した後日に決算発表を行うと、
材料出尽くしで株価は上昇なんてこともあるから、
不思議なものだよ。
アップルは決算ガイダンス未達の可能性が高いと
警告の事前発表をする。
今回、株価が急落したネットフリックスの場合、
決算をしくじったと言うよりは、
加入者数が減少したインパクトがデカくて
株価下落した状況のように見える。
決算の数値は予測の範囲だったらしいけど、
加入者数の減少が見込まれることを
事前に警告しておくべきかは、難しいところ。
でもそれに対処するのがCFOの仕事なんだけどな。
事前に減少している加入者数に関してプレリリースして、
決算発表時には、その減少に対する対応策を発表していれば、
と思ったりもする。
アップルは過去に、マッキントッシュPC
(当時はまだiMacじゃないから)の販売予測を誤り、
過剰に在庫を抱えたことが決算発表で判明し、
時間外取引で暴落を味わったことがある。
そのためか、事前警告するようになったような気がする。
悪い情報程後回しにするとしっぺ返しを食らうのは、どこも同じだよな。
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