2022年1月12日水曜日

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配当生活を目指すなら予測可能な配当がまず第一。ETFは予測不可能なのが難点。

配当生活を目指すうえで、
俺が一番気にしているのは、
見通しの安定した配当。
毎四半期リリースごとに
四半期配当額が一定じゃないのは、
好みではない。
それがETF。所詮は投資信託だから仕方がない。

S&P500の高配当ETFのSPYDの直近の四半期配当額は、
Dec 17, 2021 $0.128
Sep 17, 2021 $0.387
Mar 19, 2021 $0.636
Dec 18, 2020 $0.607

バンガード米国高配当株式ETFのVYMなら、
Dec 20, 2021 $0.939
Sep 20, 2021 $0.749
Jun 21, 2021 $0.752
Mar 22, 2021 $0.656
Dec 21, 2020 $0.81

四半期配当額は一定じゃないし、
毎四半期ごとにいくら貰えるかはっきりしない。

増配ETFのVIGなら、
Dec 20, 2021 $0.773
Sep 20, 2021 $0.7
Jun 21, 2021 $0.675
Mar 22, 2021 $0.513
Dec 21, 2020 $0.664
Dec 18, 2019 $0.599
 :
Dec 22, 2009 $0.241
Dec 22, 2008 $0.257

増配だから四半期、年ごとに増えるわけでもない。
リーマンショックの2008、9年では
年末12月度の増配を維持できていない。

ETFと言えど、投資信託に変りはないから、
配当額はリリースされるまで見通しが立たないのが、
配当生活にとって実は大きな難点。

これが、配当貴族のJ&Jなら、
Nov 22, 2021 $1.06
Aug 23, 2021 $1.06
May 24, 2021 $1.06
Feb 22, 2021 $1.01
Nov 23, 2020 $1.01

年一回の増配リリースで、
その後の四半期配当額はほぼ同一。
絶対ではないだろうけど、
過去の実績を見れば安心。
銘柄によっては、例外的に年2回の
サプライズ増配リリースもある。

配当貴族でもない、
ビザ、アップル、ナイキでも同じこと。
いずれ配当貴族の仲間入りすると思うが。

これは配当生活を営む上で、
貰える配当金額の計画を立てやすいんだよね。

リーマンショック前後の
高配当ETFの配当額を調べてみると、
大方減配されているはず。
これが、配当貴族なら減配するリスクは極小さい。
配当貴族を維持するのは
余裕を持った配当方針が必要だから、
高配当の政策はとらないようにしている、
と思っている。

VIGの10年の増配銘柄より、25年の増配銘柄の配当貴族のほうが好みではある。
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