2021年12月30日木曜日

記事

「あの時投資していれば、今いくら」症候群。投資できても、途中で利確しているから今は無い。

あのときアップル株に投資してれば、
あのときアマゾン株に投資してれば、
今いくらになっている?

今流なら、
VOOに毎月○○万円投資してれば、
今いくらになっている?

この手の「おとぎ話」の記事を
読むたびに思うことがある。
投資開始と終了のみに焦点を絞っており、
そこに至るまでの経緯は
何も語られていない点。

アップル株が100倍になったとして、
100倍になるまで保有している人が
どれだけいるんだろうか?

米国指数ETFの積立投資で
平均複利7-8%を実現するまで
保有し続ける人がどれだけいる?

あの時投資して、今まで
1.忍耐強く持ち続けていた?
2.保有していることを忘れていた?
3.株式投資に鈍感だった?
4.?(他の理由は何)
保有し続けたら、いくら?

おとぎ話を聞きたいのではなくて、
保有し続けられる理由を一番知りたい。

株価が4倍になった後、
株価が半値になっても保有できる?
半値でも、2倍株で儲かっているのに、
4倍株の過去が邪魔をして、
2倍株で手仕舞ってしまうよね。
アップルの株価なんて、
そんなことを繰り返して時価総額一位になっている。
それに付き合える?
付き合えなきゃ10倍株は拝めない。

別に数年で10倍株になる必要はない。
10年かかって10倍になれば10倍株。
20年でもいいんだよ。

でも、これをできる人は一見、
少ないように見える。
なぜかって?
そんな人は世間に知られないから。
10年保有して10倍株で
人気記事(インタビュー記事でも)が
成立するか微妙なところ。
誰も、その記事に興味を示さないだろうね。

でも、10倍より遥かに超えた100倍株位の
「おとぎ話」だと読んでくれる。
現実逃避できるからなぁ。
宝くじ1等当選記事と変わらん。

非現実的な話より、現実的な
知りたいのは10-20年の10倍株なんだけどね。

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