2021年11月22日月曜日

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株式投資にのめり込むと、自然と、「せっかちになっている」自分に気づかない。

30年近く株式投資した経験で言うと、
それも20年前からはガチホ。
1年で数倍になった株もあるけど、
その後は、保有していても居心地が良くない。
急成長した銘柄の多くは、その後低迷する。
低迷なら、まだいいほう。
買収されるか、破産もあり得る。

低迷したのち再度、復活する銘柄もある。
アップルのことね。

急成長、一見良い響きに聞こえるけど、
経営する立場からすれば嬉しくない。
そんな企業に勤めたいと思う?

業績が急成長すると、現場は大混乱。
経営陣も次四半期決算で
相当のプレッシャーがかかる。

計画通りにことを進めるのが経営。
毎四半期ごとにサプライズ決算ばかりだと、
逆に、経営陣大丈夫か?
って思ったりする。

株式市場は
「常に次の10倍株はどれだ」
でごった返しているけど、
正直、こんなことのために、
30年も続けられない。俺は。

世間で言う10倍株は、
数年で達成の株価10倍でしょう。
ちょっと、せっかち過ぎない?

P&Gとかの株価を見ていると、
毎日が穏やかな株価の変動。
決算の時ぐらいしか、
株価は動かないイメージ。
そのくせして、株価はしっかり
長期で右肩上がり。

最強の指数ETF投資でさえ、
1年で平均して配当含めて
8%程度での値上がり。
あくまで平均だけど、
それが今では一番人気なんだから。

数年で2倍株狙ったりするのは、
凄く強欲なんだよ。

株式投資だと給与以上の値上がり益を狙おうとするよね、どうして?
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1 件のコメント:

ユウスケ さんのコメント...

いつもありがとうございます。

米国優良銘柄にガチホ長期投資。

いまいちど冷静になって原点に立ち返られるような良記事でした。

地に足をつけて、どっしり構えながら、余裕をもって自身の運用に向き合えるのがベストですよね。