2021年10月9日土曜日

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仮に配当増税で、米国株配当は40%も取られるの? それよか、総合課税はどうなる?

米国株の配当を受け取る際、
外国税で10%、
国内税で20.315%(所得税15.315% ※1、住民税5%)
が源泉徴収される。

特定口座の源泉徴収ありなら、
30.315%取られている。
結構デカイ、今でも3割以上取られている。
このせいで、
配当が重要視されなかったり、
配当は効率が悪い、
と言われる根拠だったりする。

1億円の配当だろうが、
100円の配当だろうが、
配当の国内税率は固定の20%越え
でも、これは分離課税制度を利用した場合の話。
累進にすべしと思うかもしれない。
気持ちは理解できる。

誤解を承知で簡単に言えば、
貴方の所得が、
給与と配当だけなら、
所得税率は
給与は累進課税、
配当は固定20.315%
で分離して課税しましょう、
って言うのが
申告分離制度と思っている。

それを総合課税では、
給与+配当まとめた額で累進課税しましょうっていうのが、
総合課税と思っている。

申告分離制度で配当に関して
一旦20%税金徴収した額が、
総合課税にしたことで、
戻ってくる可能性がある。

195万円以下なら所得税率5%で配当控除10%、実質0%。
330万円以下なら所得税率10%で配当控除10%、実質0%。
695万円以下なら所得税率20%で配当控除10%、実質10%。
900万円以下なら所得税率23%で配当控除10%、実質13%。
1,000万円以下なら所得税率33%で配当控除10%、実質23%。

税率の数値は年度によって変更する可能性があるので、
あくまで目安程度に。

分離課税制度での増税が一人歩きしているが、
心配すべきは総合課税の見直しがあるのか、
ないのかに関心がある。

無職配当だけの所得で900万円以下なら
総合課税のほうが有利に見える。

ただ、それほど簡単でもないのが、
住民税も考慮しなきゃいけない点。
総合課税にしたことで、
社会保険料もろもろ上昇する可能性もある。
まぁ一応、
所得税では総合課税で確定申告、
住民税では申告不要
の手段があるけど。

あと、繰越損益をどうするかの要素も加わるから、
あ~もうダメポ。

もう、俺の頭はここらあたりでパンクしている。
税金の仕組みは本当にムズイというか、
理解するのが大変な作業。

このブログ記事、
正しいこと書いているのかも怪しくなってきた。
その位、税金ってわかりずらい。
1月ぐらいから「税金のことやらなきゃ」と思い始める。

最後に、
上記の見解は、税務に関して素人のたわごとだから。
間違っている可能性もある。
正しい理解は税務署とか税理士に聞くのが正解。

面倒でも税金だけは、きちんとしないと。税金のために海外移住する気持ちが分からないでもない。
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3 件のコメント:

ユウスケ さんのコメント...

米国株で30%超えの二重課税なのに更に国内で30%に引き上げられるのはえぐいです。。。

ガンプ さんのコメント...

これが西欧株だと、
もっとえぐいことになります。
配当に関する外国税率が
10%では済まない...10%以上です。
えぐられてます。w

ユウスケ さんのコメント...

えーーー
まじですか。。。
欧州の個別株は持ってないので知りませんでした。
酷いですね.. リスクとって投資してるのにえぐいです..(汗