2021年9月9日木曜日

記事

一生働いたお金全てを一度に指数投資しても、年間配当額は年収に届かない。

日本の生涯収入の
中央値は約2億円、平均値2.5億円(としておこう)。
日本の年収の
中央値370万円、平均値400万円(としておこう)。

生涯年収の中央値の2億円をすべて
VOO(配当利回り1.34%)につぎ込んだとして、
年間の配当金は268万円。
年収の中央値370万円に届かない。

生涯年収の平均値の2.5億円をすべて
VOO(配当利回り1.34%)につぎ込んだとして、
年間の配当金は335万円。
年収の平均値400万円に届かない。

だから、結論として、
株式投資で配当生活なんか
夢みたいなこと止めておけってか、
生涯稼げるお金をぜーんぶ投資に回しても、
株式から得られる平均的な配当額は
年間の生活費にも満たないのだから。
とはならないから。
これ明らかに机上の空論。

まず、上記の考察で抜けている観点。

・投資期間の考慮が抜けている
・生涯分の金額を一度に投資できるのは現実離れ
・生活費ゼロはあり得んだろう

働きながら、労働収入の一部を資本収入に
回すことを毎月継続する、こと。

誤解を敢えて承知で言えば、
”毎年平均すれば約8%資産は増える”と信じて
投資金額を再投資して増やし、
投資期間を出来るだけ伸ばす。

そうすることで、
労働収入の生涯金額を超える資産を築く。

じゃぁ、
どのくらいの金額を投資に回して、
どの位の投資期間にすればいいの?

それ位、自分で計算しろと。
自分の今の年収と現在の年齢、
定年までの残期間などを考慮して、
算出できるぐらいの数学能力は欲しい。
それができないと複利の力は理解できないんじゃぁ。

株式投資をギャンブルと見る人は、
いくら儲かったかを気にするけど、
(俺が考える)長期投資の場合は、
幾らの利回りなら自分の目指したゴールに、
たどり着けるかを気にする。

ただし、株式市場のボラはきついから、
平均で語れるほど容易くはない。
ゲロ吐きそうなほどになれば、
大したもの。

会社で社員と一緒に働くのは共同作業のほうが効率が良いから。
なら投資で今一番効率が良いと思われているのは?一応、指数投資と言われている。
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