2021年9月8日水曜日

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「お金がお金を生む」というけど現実は厳しい。

「資本所得」っていう言葉の響き、
一見何言っているかわからんから、
ネットで調べると3つほど出てきた。

・労働のように時間拘束されない所得。
・資本所得の元手は資産。
・資産が新たな資産を生み、リターンが拡大する

何か良いことばかり書いている。
資産があれば、バラ色だなって思う。

でもなぁ、そんな訳ないだろう。現実を見よう。

ゆうちょ銀行の各種金利
・通常貯金.......0.001%
・定額貯金3年以上...0.002%
・定期貯金5年.....0.002%
1億円の貯金しても毎年2,000円しかもらえない。税込みで。

日本株の平均利回りとして、
(NEXT FUNDS)日経225連動型上場投信の配当利回りは1.19%。
1億円投資して年間119万円。もち税込み。
仮に、生活費300万円としたら2億円でも足りない。
S&P500のETFでも似たようなもんだろう。

「お金がお金を生む」と言っても、
そんなに生んでくれない、
からね。

「資産が新たな資産を生み、リターンが拡大する」には
それを実現させる才能があって初めて可能なこと。

資産預けたり、投資したりして、
元金以上の見返りが得られるとは限らない。

資本収入の大きなデメリットは、
収入が得られなければ預けた資本が
棄損するということ。

労働収入の場合、
労働に対する対価が支払われないと
働き損になるけど、
資本収入の場合は資本が減少する。
悪く言えば、お金をなくしたのと変わらない。
これは、相当辛い。
しかし、投資をしないと資本収入が得られない。

世の中、うまくできていると思うのは、

生涯収入の上限3億円の株式投資の
平均利回り1%越えの配当額と
国民年収平均の中央値370万円がほぼ近似する。

生涯分の収入額相当を最初から持っていればなぁ~って。

初任給が上昇せずに横並びが続く以上、労働収入は頭打ちが続きそう。
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