2021年9月4日土曜日

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高配当銘柄に惹かれるのは投資期間が短いから。

現在の高配当利回り銘柄で大手だと、
エクソン・モービルの約6%、
アルトリアの約7%、AT&Tの約7.5%。

今投資すれば、すぐにこの高配当銘柄が手に入る。
仮に6%の配当利回りで税込み生活費400万円なら、
約6700万円あればいい。
一億円目指さなくても、いけそうだ。

俺のブログの問い合わせにもよく来るよ。
「1億円もいりません、
4,000万円で配当生活できます」って。

できるだけ早くに配当生活を楽しみたいなら、
高配当銘柄に惹かれるのはよくわかる。

ただ、高配当銘柄の多くは株価が冴えないもの。
四半期の配当増配率も1セントが多かったりする。
減配、無配がなくても、企業分割や合併などで
配当政策が一旦チャラになったりもする。

これが、配当生活を目指すけど、
今からの20年後の定年まで良い位と、
ゆっくり構えれるなら、
高配当よりも増配銘柄が断然良い。

増配率も年間2桁増実施しているような、
勢いのある銘柄もあるんだし、
たとえ今の配当利回りが1%未満でも、
20年後は投資元本ベースで
高配当になっている可能性もある。
何より、キャピタルゲインもついてくる。

そもそも、
キャピタルゲインかインカムゲインか?
論争なんかどうでもよくなる。
両方、得られる分には論争なんか不要。

だから、何度も言われるように、
投資期間が長くとれるうちに投資しておくべき。
言い方変えれば、若いうちに投資しておくべき。

20年後、資産が増え続け、
インカムも増え続ける(だろう)。
その時点で配当生活すべきか、どうかを、
検討すればいいんだから。

5千万円資産の配当生活と
2億円資産の配当生活。
あなたなら、どっちを選ぶ?

聞かれれば、後者を選ぶけど、
はやく目標を達成したいから前者を選ぶ。

でも、よく考えてみぃ、
配当生活がこの先20年続くとしたら、
配当生活を支えているのは高配当銘柄。
20年も持つか?

配当は維持されているけど、
株価が下落するなら、
配当生活じゃないから、
資産を取り崩して生活しているだけだからね。

配当生活しているつもりが、資産食いつぶしていることに気が付かないのは明らかにまずい。
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