2021年8月25日水曜日

記事

株式投資を躊躇する理由:自分で決められない、答えがない、それが災いする。

株式投資に踏み切れない理由は大きく2つあると思う。
1.答えがない
2.自己責任を求められる

株式投資でうまくいったというのは、
明らかに「儲かった」ことを指す。
この「儲かる」ために、
成すすべき必勝法は今だに存在しない。

指数投資では損しない、と言われそうだが、
それは、米国株式指数の過去の実績で語っているだけ。
将来も儲かるかどうかは、保証されていない。
過去もそうだから、将来もそうなる確率は十分高いよね、
それだけのことだ、と思っている。

会社勤務していると、自分の思いで仕事は進められない。
業務遂行するには、会社の規則や暗黙のルールが存在する。
まぁときに、上司から叱責されると、
お前が悪いと、自己責任を押し付けられそうだが、
損害賠償を請求されたりはしないはずなので、
その点に限れば、気楽と言えば気楽。

株式投資というのは、自分勝手に進められる分、
凄く孤独な作業。
儲け損ねれば「ざまぁ」と言われるのが落ちで、
沈黙を貫く必要があるし、
儲けたら儲けたで妬まれるから、
こっちも、沈黙が最善となる。
達成感を分かち合うという感覚は、まず無いだろうな。

映画「マネーショート」で描かれるマイケル・バリーを見ると、
まさにそれを実感する。
最終的には、顧客を儲けさせたのに、
途中過程の含み損に耐えられず、罵倒され続ける。
顧客からは感謝すらなかったらしい、儲けたとしても。
さみしいものだよ。

近頃のFIRE賛美はちょっと行きすぎじゃない?
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント: