2021年7月2日金曜日

記事

日本人からみた米国指数ETF投資って本当に有効なの?_始まったばかりじゃねぇ。

日本が米国株投資を気軽にできるようになったのはつい最近のこと。
10年も経過していない気がする。

ネット証券の台頭、手数料無料化の後押し、為替マージンの縮小など、
米国在住並みの投資環境が整ったので、
日本人にも指数ETF投資のメリットが生かせるようになったんだけど、
やはり、なんといっても、気にならない?

為替リスク。

巷で言われているS&P500指数の
実績平均年間投資利回り7-8%はドルベースの話。
円ベースなら投資利回りは何%だったのか聞きたいのだが、どこにもない。

そもそも、円ベースで語られている記事を見たことがない。
もう自分で調べるしかない、面倒くせー。

Yahoo!Financeで調べると

・1993年1月29日のSPYの(配当調整済み)終値25.80ドル≒3,201円
(当時の為替124.65円/ドル)
・昨日の終値430.43ドル≒47,872円
(現在の為替111.22円/ドル)

28年間でドルなら25.8から430.43で、実績平均年間投資利回りは約10.574%。
28年間で円ベースなら3,201円が47,872円で約10.143%。

ドルも円も大した変わらない結果。意外でした。
まぁ、1990年代の為替レートと今では10円程度の差。

でも、これは理論上の話。

税制とか手数料は日米で違うけど、
そこらは全く考慮されていないからね。

そもそも、1993年に日本からSPYに投資できたとしても、
売買手数料はべらぼーに高かっただろうし、
為替も数円取られるだろうし、毎年、外国株管理手数料もとられたから、
円ベースでの10%の投資利回りは現実的じゃなかったと思う。

これからだね、日本人が米国株指数ETF投資で実績を出せるのは。

米国株に関する情報はほぼすべてドルベース、為替を考慮していないから気を付けるべき。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

0 件のコメント: