10年も経過していない気がする。
ネット証券の台頭、手数料無料化の後押し、為替マージンの縮小など、
米国在住並みの投資環境が整ったので、
日本人にも指数ETF投資のメリットが生かせるようになったんだけど、
やはり、なんといっても、気にならない?
為替リスク。
巷で言われているS&P500指数の
実績平均年間投資利回り7-8%はドルベースの話。
円ベースなら投資利回りは何%だったのか聞きたいのだが、どこにもない。
そもそも、円ベースで語られている記事を見たことがない。
もう自分で調べるしかない、面倒くせー。
Yahoo!Financeで調べると
・1993年1月29日のSPYの(配当調整済み)終値25.80ドル≒3,201円
(当時の為替124.65円/ドル)
・昨日の終値430.43ドル≒47,872円
(現在の為替111.22円/ドル)
28年間でドルなら25.8から430.43で、実績平均年間投資利回りは約10.574%。
28年間で円ベースなら3,201円が47,872円で約10.143%。ドルも円も大した変わらない結果。意外でした。
まぁ、1990年代の為替レートと今では10円程度の差。
でも、これは理論上の話。
税制とか手数料は日米で違うけど、
そこらは全く考慮されていないからね。
そもそも、1993年に日本からSPYに投資できたとしても、
売買手数料はべらぼーに高かっただろうし、
為替も数円取られるだろうし、毎年、外国株管理手数料もとられたから、
円ベースでの10%の投資利回りは現実的じゃなかったと思う。
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