2021年7月25日日曜日

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宝くじと長期株式の億万長者の違い。

宝くじ当選で億万長者になるということは、偶発なもの。
それも、ある日突然、大金が舞い降りる。

宝くじを買い続けて数十年かけて、
億万長者になったのだから、
長期投資と変わらない、とはならんだろう。
買い続ける(そして当選せず)行為は、損ばかりだし。

億万長者になる準備をせずに、億万長者になってしまう。
嬉しいんだか、災難と思うかは人それぞれ。

長期投資を目指して、億万長者になるのは、忍耐が必要。
資産は増え続けているのに、その恩恵に預かれない(消費できない)。
バフェット氏が言う。
「ゆっくりお金持ちになる奴はいない」
が的を得ている。

毎年、毎月、順調に資産(保有株式時価総額)が増えなきゃ、
長期投資を続けていいのか不安になる。

順調に資産(保有株式時価総額)が増えれば増えたで、
長期投資の恩恵に預かれず、帳簿上の数字が増えただけ。
そんなのに意味があるのと、思ってしまう時もある。
散財の天使が舞い降りてくるんだよね。
数百万円築けば自動車、数千万円になれば新築住宅。
それで、元手を失ってしまう。

そんな、こんなを数十年続けるんだな。
そして、億位の資産を築く準備をしていく。
それゆえ、宝くじ当選者のような歓喜は生じない。

10倍株を運よく、連続3銘柄続けて拾えたら、
おそらく、宝くじ当選者のような気分になっていた、
だろうなと思う。

宝くじの高額当選者でも、
よほどの金融知識がなければ、
その当選額でお金に働いてもらおうとは考えない。
散財するか、取り崩すか、預金するだけ。

長期投資で資産が、
億まで行けば、もう、
お金がお金を生む(主に配当)ループが
出来上がっている。
これこそが長期投資のゴールなんだなぁと。

大金持っていても、それに振り回される不幸ってある。
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