2021年6月23日水曜日

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暴落よりもつらい、10年続くベア相場を知らない投資世代の誕生。

長期では上昇するのが当然と思い込んでいるから、
指数投資できるんだけど、
10年間、上昇せずに伸び悩む相場を味わったら、
そうは考えないよな。
S&P500指数だと1970年前後の10年間が、それに該当する。
長期のベア相場は、暴落よりも正直、きついと思っている。

ドットコムバブル、リーマンショック、チャイナショックが救いなのは、
下げ止まった時点から株価は緩やかに上昇し始め、いずれ高値更新している。

だから、偉そうに、こう言えるわけ。

暴落は買い
ピンチはチャンス


でもね、言っている人の多くは実際には買っていない、という落ちがある。

1970年前後のS&P500指数は、
10年もの間、100ドル近辺を行ったり来たりしている。

正直、10年も伸び悩めば、長期投資の終焉が語られ始めるだろうなと思う。
10年もの間、買いのチャンスと言われても、飽きるだろう。

個別銘柄も同じ。
昨日、マイクロソフトがアップルに次いで時価総額2兆ドル達成したけど、
マイクロソフト、アップルも過去に長期の株価低迷の時代があったからね。
それでも、両銘柄、持ち続けたら相当の含み益が転がり込むんだけど、
暴落には耐えられても、長年続く株価低迷は正直、きついよ。

「いつになったら、○○するんだ」って言われて、投げ出さない人いる?

ベア相場の時に投資を始めたほうが幸運かも。
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