2021年6月2日水曜日

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「バブル弾けたら株式で損する」という見解、長期投資はそう見ないからね。

株式投資ですぐに儲けようとも思わないけど、
10年間仮に毎月2万円ずつ積立指数投資をしても、
大した儲からないのも事実。

毎年24万円程度の積立じゃ、投資資金が少ないから当然だろう。
って反論されれば、長期投資なんかやってられるか、
っていうのは当然の成り行き。

最初から、相続かなにかで数百万円の元手があれば、と思うけど、
多くの人は毎月の数万円程度から始めるしかないんだよ。
それも、なけなしの給与から。賞与ない人もいるんだから。

まずは、投資資金が少なくても、
継続することに意味があると思って、続けないと。
投資を継続するために、博打をしちゃ続かない。
レバは遊びでも止めておけ。
資産1億円になって、娯楽でやればいい。
でも1億円になったら、レバに興味なくなるから。

最初の100万円の資産を作るために継続する。
次は200万円。そして次は400万円を目標に。
それが20、30歳代で意識すること。

最初の投資の10年間で儲からなくても、
株式投資がどういうものかわかってくるはず。
まずは、それから。

50、60歳までに資産作れれば良いと割り切れば、まずは焦らないこと。

ディフェンシブ消費銘柄のJ&J、P&Gは手堅いけど、株価は緩やかとか、
金融銘柄JPM、GS、WFCとかは値動きが荒く、スキャンダルが多いとか。
かつての優良銘柄と言われたGE、XEROX、KODAKの末路も十分身に染みる。
本で読むのと、実際に自分で保有しているのでは感覚が違う。

個別銘柄の選択リスクみたいなものや、
指数投資の安心感みたいなものが、
やがて自分の感覚で理解できてくるもの。

いくら、一般論として、
最初の投資は指数の積立投資にしなさいと言っても、米国指数ね、
儲からなきゃ続けられないもの。
でも、多分、最初のころは、儲からないと思って始めないと続かない。

手数料や相場環境などで、最初の10年ほどは不利な環境にいるの。
それに加えて初心者だよ。
株式投資が流行するころは、相場は落ち目の最初と考えなきゃ。
ネギしょった鴨が株式市場にあふれ出すんだからさ。

最初の投資資金100万円が1,000万円までに増やせるのなら、
1,000万円を1億円にするのは、同じ理屈、10倍に増やすことに変りはない。
簡単じゃないけどさぁ。
だから、100万円から200万円に資産が増えても、
散財せずに200万円を大事に次の投資元本にしてゆく。

投資金額が大きいことのメリットは、分散しやすくなること。
投資資金10万円じゃ、さすがに分散する気も起きない。

資産1億円なら安定配当銘柄とグロース銘柄に分散できる。
これは、明らかに優位な立場、
配当を貰いつつ、グロース銘柄にも投資できる環境を持っているんだから。

最後に、とりあえず株式持っていたら、2000年前後から続く
インターネット、クラウドによる産業革命の恩恵に預かれたんだよね。
世間ではバブル弾けて、損したと思っているかもしれないけど、
それは誤った考え。

1990年からハイテク銘柄でも指数ETFを持ち続けた人は儲かっているよね。

これからだって、電気自動車、自動運転、AI、バイオと
次世代の産業革命が控えていると思えば、
株式投資すべきだった、継続しておくべきだった、
と思うはず、自信ないけど。

周りは次の産業革命のタイミングを狙っているんだけど、
俺は待っているだけにしておきたいから、ガチホするんだ。

最初の投資資金が少ないのは、みんな同じだよ。となりの億万長者なら。
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