2021年5月19日水曜日

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高配当利回りが長く続くよりも、低利回りの増配銘柄。

銘柄を高配当に位置付けているのは、株式市場に参加している人たち。

配当額を決定している取締役ではない。
AT&Tの現年間配当利回りが6.45%なのは、
年配当額が$2.08だからじゃなくて、
株価が$29.55だから高配当銘柄になっている。

これが仮に株価$80なら年間配当利回りは2.6%となり、
コカコーラのそれよりも下回る。
なぜ、AT&Tの株価が$80ではなく$29.55なの?

良く言う高配当銘柄は、
高配当=高配当額ではなく、
利回りのことを言っている。

株価上昇は望めないけども、
配当利回りで投資しても良いと考えれば、
妥協できる配当利回り(高配当利回り)の株価に落ち着く。

インカムゲイン投資と聞くと、
すぐに配当利回りが良い=高配当利回りの銘柄に飛びつきやすいが、
その配当利回りが10年も続くとしたら、
果たして、投資すべき株式と思えるだろうか?
債券と変わりない。
株式投資のリスクを負っているにも関わらず、リターンは債権並み。
リスクに見合った利益が享受できない。

インカムゲイン投資っていうのは、
キャピタルゲインも享受しつつ、インカムゲインも抜かりなく頂く。
そうじゃなきゃ、株式投資とは言えんと思うけど!?

高配当に釣られるちゃうのは仕方がないと思う面もあるから、分散しておけよ。
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