2021年5月18日火曜日

記事

高配当維持できなくなるから、会社分割しちゃえ。

シーゲル銘柄で語られるフィリップ・モリスは、今はない。

あるのは、分割された4つの企業。
アルトリア
フィリップ・モリス・インターナショナル
クラフト・ハインツ
モンデリーズ

上記の4銘柄を現在まで持ち続けていたとしても、損はしてない。
配当もクラフト・ハインツが減配したが、
3社の増配で補われて、全体で見れば増配。

株価も過去最高値からみれば低迷はしているが、
企業分割当時の株価を下回ってはいない。

フィリップ・モリスの企業分割意図は
将来の米国のタバコ巨額訴訟の再来に備えて、
と言われている。

米国本土のタバコ事業とそれ以外の事業を分割、
そしてタバコ以外の事業を分割した。

そして、今度はAT&Tの出番。
通信業って高配当銘柄として知れているけど、
御多分に漏れず、なぜか買収が大好き。
日本も似たようなもの。
自分から新規事業を起こすのは企業文化からして無理ゲーそう。

そして、いつの間にか、債務ばかり膨れ上がる。
債務が増えても、通信費という名の日銭は入ってくるから、
借金にあまり抵抗はない。
でも、とうとうさじを投げた感じ。

買収して、今度はどこかの企業と合併させる。
そう、タイムワーナーとディスカバリー。

まぁ、合併した暁には、AT&Tの絶対配当額は減少するだろうと予測する。
この記事が参考になる。英語だけどね。

じゃぁ、高配当じゃなくなるって?
配当額が今より少なくなっても、株価もそれ相応に下落すれば、高配当だよ。

高配当というのは、そういうことだから。
高配当じゃないと株価を維持できない、と思えば。
それでも、潰れないから揺れるよね~、通信株って。

通信会社の経営者って、買収ばかりしている。自社で事業を起こそうと思わんのか?
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ


0 件のコメント: