2021年4月9日金曜日

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長期投資って米国株が前提でのお話。しかもドルベース。

長期の指数投資が今のところ無敵なのは、米国株でドルベース前提でのお話し。

日経平均株価指数で長期投資が無敵とは、今のところ言えんかなぁ。
まぁ、全世界の株式指数だったら、ドルベースの長期投資はありだろうな。

シーゲル博士が言う長期投資でも、あくまで主観は米国人からみた投資利回り。
日本人が投資したら、の考察なんか一切していないから。
為替リスクもあるし、税務も米国と日本とでは相違があるし、
配当再投資も日本人がすると相当なコストがかかる。

「金持ち父さん」シリーズでも、あれは米国人ベースで話だから、
日本人からみると違和感があるのは確か、参考にはなるよ。

長期投資と言って、日経平均255を思い浮かべる人はいないだろうなと思う。
まだ、過去の高値に到達していないし。
そもそも、銘柄構成を時代に合わせれば、
過去の高値更新できても不思議ではないのに。
財閥系企業の除外に熱心ではないからね。
任天堂が構成銘柄でない時点で、なんか融通が利かねーよなって、思ってしまう。

米国在住でもない、
日本人が米国株式指数に敢えて長期投資するリスクは頭に入れておくべき。
極端な円高になれば、1ドル50円で円貨ベース評価で米国株資産は今の半分に。
じゃぁ1ドル200円の超円安で円貨で資産2倍になれば嬉しいかというと、
輸入品(小麦、ガソリン、灯油など)の高騰で生活費が上昇するからなぁ。

為替が荒れると「安定した為替が望ましい」と政府が言うけど、
本当に、そう思う。1ドル50円も200円も望まない。
1ドル100円の固定相場にしちゃえばって、勝手に思う。
そしてS&P500指数が長期的に上昇し続けるのが理想だな。

1ドル200円なら、20万円の月給も1,000ドルぽっちになる。なんか、もう先進国の給与額と言えない水準。
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