2021年4月11日日曜日

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長期投資でインフレリスクを回避する_老後2千万円問題の30年後はいくら?

数年前に「老後2千万円問題」が起きたけど、正しいと仮定して、
今の若い世代が、じゃぁ、老後までに2千万円用意すればいいのかというと、
多分足りない。

貴方が老後を迎える期間、物価のインフレは継続しているだろうからね。
2千万円問題は今老後を近〃迎える人前提での話、今から30年先の話じゃない。

一応、年金支給額もインフレが考慮されて加算調整されるけど、
もう、そんな余裕ない。

食料品など生活必需品の物価がインフレ基調なのは変わらず。
家電、PC、スマホの価格が下落基調なので、
インフレが影に隠れてしまっている。
それでいて、定期預金の利子はほとんどつかないんだから、
預金しても実質、貨幣価値は目減りする。

長期投資で目標額を決めるのは非常にムズイけど、
ある程度の金額を決めておかないと持続しないものだから決めるんだが、
30年後の1億円と今の1億円の価値は同じではない。

良く聞く、
「資産を減らさない」運用というけど、
今評価資産1億円の資産運用していて、30年後1億円を維持できたとして、
資産運用に成功したと言えるだろうか?
30年後デフレなら成功だろうけど、おそらく過去の流れから察してインフレ。
「資産を減らさない」運用じゃ、まずいだろう。

偏屈なものの見方をすれば、
毎年2%程度の増配をしてくれる配当貴族銘柄が
インフレ分、毎年増配してくれるんだと考えれば、
少なくとも配当生活者はインフレを恐れる必要がなくなる。

価格変らなくても、容量が減っている。まさにインフレ。容量10%増と言われても、前よりも容量少ないし。
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