2021年4月11日日曜日

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地味に増配し続ける配当貴族銘柄を好む。2桁増配率はいずれフェードアウトするからね。

増配率2桁は長続きしないもの(と思っている)。
それが、30年連続とならば、なおさら無理ゲー。
WMTの年度の増配率は下記の通り。2013年度を最後に2桁増配はない。

2021: +1.9%
2020: +1.9%
2019: +1.9%
2018: +2.0%
2017: +2.0%
2016: +2.0%
2015: +2.1%
2014: +2.1%
2013: +18.2%
2012: +8.9%

配当貴族を目指すような企業なら、一度上昇させた増配額を
「おいそれと」一気に上昇させることは、相当のリスク。
昨年度、こんなに増配するんじゃなかったと、
後悔してからは遅くなる、とくにCFOなら。

地味に増配(増配率1桁台)してきたから配当貴族になれたとも言える。

今は絶好調のビザ、アップルもいずれ増配率が「すっぱい」時期が
来るんだろうなと思う。
それでも、長期投資でガチホした株主にとって、
当時の投資元本からみれば配当利回りは抜群に良いから、
減配冴えなければ、ガチホ継続。

配当額自体は連続増配すれば配当額も大きくなるので、
増配額が一定だと自然と増配率は萎む。

下記の具体例をみれば、わかるはず。
毎年50セント増配しつづけても、増配率は毎年減少するから。

50セント
1ドル→前年比増配率100%
1.5ドル→前年比増配率50%
2.0ドル→前年比増配率33%
2.5ドル→前年比増配率25%
3.0ドル→前年比増配率20%
3.5ドル→前年比増配率16%

むしろ、連続増配率が一定だと増配額は1年前よりか増えていることになる。
安定した配当を望むなら、増配率よりも増配期間を見たほうが良いと思うけどな。

アップル、ビザが増配しなくなる未来って、テスラが配当開始する未来かも。
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