2021年4月5日月曜日

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時間を味方にする、じゃぁ、時間を敵にしてしまうのは、 リボにローン。

「時間を味方にする」というのは長期投資でよく言い古されている言いぐさ。
その反対で、時間が敵になって貴方を襲うのがローン(借入)。

今の世の中は、消費先行のマーケティングが主流。
お金が無くても、分割で、後払いでと買わせようとさせる販売手法が巷に溢れている。

高額になればなるほど、後払い。自動車、住宅。
庶民は建売住宅を買えるほどの金額を一度に用意できないので、
後払いの分割しか手段はない。
住宅を買う時に、住宅ローンの利子分なんか最初は考慮させない。
そんなもの考えさせたら、見込み客は住宅見学の前に帰ってしまう。

一生に一度の買い物です。
賃貸よりもお得。
今しか買えません。

数千万円の買い物も、毎月10万円未満の支払いに置き換えれば、
買えると思ってしまう。一瞬、錯覚してしまうんだな。
5千万円の建売住宅にローンの利子1千万円が、月々8万円で買える。
たったの8万円で買えるのかと、つまり、8万円の買い物に化けてしまう。

それが30年以上も続く苦労を考慮しないし、ボーナス払いも上の空、
あなたは今、平社員だが、30年後少なくとも課長まで出世した気になっている。

毎月8万円の労働収入を30年以上担保に取られるって考えただけで、
自分から社畜宣言している気がする。

辛辣すぎたけど、言いたいことは、
時間を味方にすべきか、敵にすべきか。ってこと。

株式投資で儲けてから住宅を買う→時間を利益に変える
住宅を買って一生懸命働く→時間をコストに変える

キャッシュレス化が進むと、
一段と後払い未払いのリスクが増えてくることは認識しておこう。

現金払いは汚い、面倒、時代遅れと言われても、
現金払い(=一括払い)できるのは、堅実な消費行動。
金なきゃ、買わないだけで済むのに、
買わないストレスに耐えられず、将来の時間をコストにしてしまう。
これすごいリスク。

住宅ローンで弾けたのがリーマンショック。
米国は住宅所有放棄すれば個人の住宅ローンはちゃらだから、
個人ではなくてリーマンが潰れたけど、
日本はチャラにならないから、個人も道連れ。

出世払いって聞こえいいけど、出世したところで給与増える時代じゃないから。
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