2021年3月9日火曜日

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暴落をチャンスと言えるのは裕福な人の発想_投資格言の多くは金持ちの発想

昨年の今ごろのエネルギー株(特にオイルメジャー株)は悲惨だった。
もう、みんな忘れているかもしれないけど、原油先物はマイナス。
そんなときに、エクソン・モービル、シェブロン株を買った人いる?
石油関連株のシュルンベルジェとかでも。
これに加えて、脱石油化が進み、クリーンエネルギー株関連のETFが人気化。

でも、今じゃ、石油価格は60ドル/バーレル越え。
石油は、供給をすぐに止める訳にはいかんだろうから、
どちらかに振り子が振り過ぎるんだわ。

昨年度はエネルギー株は暴落と言っても過言じゃなかったはず。
配当利回り10%?、まじですか?ってレベル。

買えなかったでしょう。俺含めて。
言葉じゃなんぼでも言えるんだわ。

ピンチはチャンスとか、暴落は買いとか、

でもね、なけなしのお金を暴落銘柄に突っ込めるほどリスクを冒したくない。
それが庶民レベルの個人投資家。

マス層にとって、暴落は恐怖そのもの。
怖くて何も買えない、売って株なんか金輪際忘れたい衝動に駆られるの。

1億の資産持っていているから、百万円位、
暴落しているエクソン・モービル株買ってみようかなぁ。
破産しても全資産額に比べたら1%ぐらいだから軽微だし、
オイルメジャーが破綻するか、それとも一時的な暴落か知らんけど、
このタイミングで投資しない手はないかも。

って、言ってみたいと思わない?

手持ちの資産額の絶対額が大きければ、暴落もチャンスに映るけど、
資産数百万円で暴落すると、何も手出しできなくなる。

多くの投資格言は、資産持ちの発想。
出来る訳ないじゃん、庶民が同じ発想を。

「暴落は買い」って、買ってないだろうに。
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