2021年3月1日月曜日

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株式投資が複利で増えると勘違いしていませんか。指数投資もね。

30年毎月数万円積み立てて、複利5%で回すと1千万円到達とか、
お花畑の理論を生み出す人がいるけど、
そもそも今どき、円貨で複利5%の元本保証の金融商品転がっている訳ない。
仮にあっても、個人に販売されるか、そんなもの。
あざとい金融大手が刈り取ってる。

あとね、そもそも30年も同一商品を積み立てる人は凄くまれな人達。
一般論で語るレベルじゃない。
積立てなんか苦痛でしかないから、実際問題。

これに加えて、米国指数投資のおとぎ話。
S&P500指数の過去の実績平均投資利回り約7-8%を複利と勘違いしている輩の多いこと。
なんで、投資利回りを複利にすり替える?
毎年
7%でS&P500指数が上昇する、って、なんか勝手に想像していない?
これが株式投資の怖いところ。都合よく解釈し過ぎだろう。

庶民が一番実感する複利は、住宅や自動車などの高額ローン。
増やすほうじゃない、借りる方。
みんなが住宅を買う時は、住宅ローンと相場が決まっているから、躊躇しないんだな。
30年で1%ローンでも、72の法則に従えば、約1.5倍近くになる。
3千万円の建売価格でも、4千万円越えの買い物に化けます。
ローン審査が通ることで、返って、自分を優秀な人間と勘違いするからね。
ローン審査通らない方が幸せだったりするかもとは、考えないからな。
複利は借りるほうがすげー怖い、リボリング払いもえげつないけど。

昭和の時代は、高金利の定期預金で複利を味わえたけど、
もうそんな時代はやってこないだろうな。

複利を本当に知っているのは、ローンで買わせる人だろうな。

金なきゃ買わなければいいだけ。
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