2021年2月21日日曜日

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機関投資家の真似ごとしても無理ポ。君は個人投資家なんだから。

「そんな小さなロックーハマーじゃ、脱獄するのに60年かかる」と、
茶化されたが、20年で脱獄を達成した。
これは映画「ショーシャンクの空」での話。

株式投資も同じ。
「そんな小さな投資資金じゃ、退職するのに60年はかかる」
(早期退職は無理ぽ)と茶化されるけど、
20年あれば投資期間としては十分な長さだし、
投資利回り値の平均値も過去の実績に収束してくる。
本音は30年欲しいところだけど。

「毎月3万円指数投資して、早期退職を目指す」と言ったら、
笑われるだろうな、と思う。
しかし、20年後の累計資産推定額が幾らになるかと聞かれたら、
誰も答えられないはず。

株式投資を始めた頃は、一度に用意できる投資資金は絶対額が少ない、数十万円程度。
だから、急いで利確に走る傾向にある。無理もない。
10年で2倍になる株より、1週間で2倍になる株に飛びつきたくなる。
業績なんか関係なく、株価が全て。
それに、一億円なんていうのは、遠い話。
数百万円でも大金なんだから、遠い話はわきに置いておく。

仮に、ビギナーズラックで株式投資に成功して数百万円を手にしたら、どうするか?
おそらく、舞い上がって散財するんだろうな、と思う。
また、株式投資で稼げばいいんだからと自分を甘やかす。
そのうち、株式投資に投資する資金さえ、用意できなくなる。

数か月で株価2倍になるような銘柄は、金持ちがやる道楽に過ぎないと思っている。
投資資金が多いほど有利だから。

逆に10年で株価2倍になるような銘柄を持っていても、
大手機関投資家では評価されないだろう。
彼らは、1年単位のパフォーマンスを顧客から要求されているから。
加えて、投資に関する記事で10年で2倍株になった銘柄特集を見たことがないし。

投資界隈に出回る情報は、株価が暴騰、暴落した銘柄ばかり。

そんなことわかっているのに、なぜか個人投資家も、
ヘッジファンドと同じような行動をとってしまう。
指数の投資利回りと比較する気もないし、
それに劣っていたとしても、だから何?
誰もあなたを評価するわけじゃあるまいし。

自分で退職後の生活費が賄える資産が築ければ、それがゴール。
それが達成できさえすれば良いだけなのに。

世間の投資ルールに縛られずに投資できる環境なのに、
ヘッジファンドの真似事ばかりするのはなぜ?
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