2021年2月20日土曜日

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分散投資するとね、含み損の保有銘柄ばかり考えてしまう罠。

個別銘柄投資するとね、
すべての保有銘柄が含み益状態でじゃないと、
やがて耐えられなくなる。
損切りして、なかったことにしたい衝動に駆られるんだな~。

そうすれば、俺様が保有している銘柄はすべて含み益状態になって、
満足感が得られる。

っていうか、そんなうまいこと事は運ばないから。
保有銘柄全て含み益状態にするのも結構、大変。

本当は、含み益が増え続けている銘柄に集中すべきなんだけど、
下手すると、損切りの代償に含み益の銘柄を処分する暴挙に出たりする。

その損切のために売却した含み益の銘柄が、
アップルとか、ビザとか、ドミノピザだったりすると、
泣けるよねーとなる。

だから、含み損が拡大しようが、含み損銘柄は無視することにしている。
これに時間を取られるのは、上司への忖度並みに面倒だから。
いや、だったら、損切(上司を無視)でしょうとなるけど、
そもそも、それに投資した自分に才能がない証拠。

そして、その銘柄を忘れることは、
返って自分で都合の良い投資感覚を身に着けてしまう。
投資の失敗は、大事に額縁に飾っておくべき。
上場廃止になるまで。

含み損以上に含み益を拡大するには、
どの銘柄を追加投資、または新規投資すべきかで考える。
そんなことをしていたら、ガチホが定着。

ブログ界隈でも多いでしょう、
損切り個別銘柄を処分して、含み益銘柄だけにしようとする人。
個別銘柄には懲りて、ETF銘柄ばかりになった人もいる。

その人の価値観だから、良い悪いはないけど、
個別銘柄のほうが投資していると感じる魅力は捨てがたい。

含み損状態で10年以上保有する人はいないだろうけど、
10年も経過するとさすがに企業もいい加減、
倒産するか、買収されるか、復活するかとなることが多いから、
含み損でも、まれに復活銘柄となることもある。
悪いことばかりじゃない。
フィリップ・モリスのことだけどね。

分散投資とは、真剣に投資する気が分散する投資法でもある。
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