2021年2月15日月曜日

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ライク・ア・ローリング・ストーンの歌が身に染みる相場観

ボブ・ディランの有名な曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」に、
下記の歌詞がある。

Threw the bums a dime in your prime, didn’t you? 
People call, say “Beware doll, you’re bound to fall”
You thought they were all kidding you

君は浮浪者に金を恵んでいただろう、
今に落ち目になるよ、って人々が言う。
君はからかわれただけ、だろうと思った。

今の相場を語るなら、これがぴったり。

長期投資すれば順調に、
セミマス層→マス層→準裕福層→裕福層→超裕福層になれると信じている?

準裕福層からマス層に転げ落ちるのはすごく簡単。
それよか裕福層からセミマス層に一気に転がるのも、簡単。
リーマンショックの再来が来ればすぐにでも。

準裕福層、マス層を行ったり来たりすれば、
株式投資に安定なんてものはないと気付く。

株式を持っているだけで、「お金がお金を生む」と思っているのは、
少々傲慢過ぎだな。でも、その経験は必要だと思っている。

傲慢さというか思い上がりを経験してこそ、次の株式投資にはすごく慎重になる。
裕福層になるよりも、裕福層を維持するほうがはるかに難しい。

①今流行りのSaaSやEV関連銘柄で裕福層になった人
②オールドバリュー株の長期保有で裕福層になった人

あなたなら①、②のどちらに憧れる?
俺なら断然②。
転がり続ける石に翻弄されるのは、避けたい。

How does it feel, how does it feel?
To be on your own, with no direction home
A complete unknown, like a rolling stone

そして帰る家を失いたくもないから。

今の相場って、そんな感じがムンムンする。

ライク・ア・ローリング・ストーンって、バブルをうたった曲に聞こえるんだが気のせいか?
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