2021年1月30日土曜日

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決算良くても、相場の流れで売られる銘柄こそ買いたくなる

アップル、マイクロソフト、フェースブックなどの決算は良かったのに、
昨日大きく売られちゃいました。
次四半期の見通しが暗いわけでもありません。
相場環境が悪かったからでしょう。
機能不全に陥ったような銘柄が数銘柄ありましたから、
株式市場からひとまず退避したくなる気持ちもわからなくはないです。

みんなが株式市場から逃げていると思えば、誰も業績なんか気にしません。
我先と出口に向かいます。最終的に行き着く先は「現金」です。

健全な長期投資を貫いているのなら、
常に数年過ごせるだけの現金は持ち合わせていないとね。
だから、株式市場から現金を急いで回収しようとは思いません。
そもそも、長期投資を貫くならブル、ベア相場は幾度となく経験します。
加えて、ベア相場だと気づいた時にはすでに売り遅れなので、見過ごすほうが得策です。
長期投資を続けるコツって何とか言われれば、気にしないこと、"don't care”です。

相場に張り付いていたら、長期投資は無理です。
集団とは別行動をとらないと長期投資は貫けません。

S&P500指数が昨年3月で2,300ドル台まで下落して、今では3,700ドル台。
指数が1年間で1,000ドル以上上昇してきた相場です。
そんな相場、なかなかありません。急落して、急騰です。
その1,000ドル以上上昇の原動力は採用銘柄500の企業業績というより、
人間の恐れ、落胆と強欲さが入り混じった心理戦の売買の成せる業のような気がします。

言い換えれば、今年、再度S&P500指数が2,300ドル台までに下落しても、
1年前の株価ですから、驚くほどの下落ではないはずです。
10年前の水準に下落するなら驚きですが。

指数は最終的には最高値を更新し続けるが、その過程では幾度となく下落を繰り返す。
だったら、下落するのを待ってから買うのもあり。
上昇し続ける株価の頂点も下落し続ける底値も私にはわかりませんが、
最高値で買わずに下落途中で買えば、
次の最高値更新では含み益が持たされることになります。

先物やオプションの価格理論は俺にはムズくて理解できないし、
即座に損しているのか、利しているのかもわかりません。

でも現物買いなら非常に単純です。
投資した株価以上の株価を眺めていればいいだけです。

FAANGの決算は悪くなかった。むしろ良すぎたのにね。
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