2021年1月3日日曜日

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現金を持っているだけでは裕福層を維持できない

「現金」は何も生まない。使って失うか、さらに利益を生むかのどちらか?

庶民がイメージする金持ちは「現金」をたくさん持っているイメージだけど、
実際は違うんだ。

彼らにすれば、現金は安い利子で借りるもの。
安く借りて、高い利益を生む、その差益が大きいから裕福層になれたの。

株式投資でよく言われる、投資で勝つには市場に居続ける、
ことだというけど、市場に居続けられたから、
毎年利益が転がり込んで、さらに投資をする。
投資するから、また利益が生まれる。
その好循環サイクルがあるから市場に居られる。

裕福層の定義は1億から3億未満の金融資産と定義づけられている。
金融資産であって、現金とは限定していないところがミソ
現金に限定したら、裕福層はほとんどいなくなるんじゃない?

まぁ1億円を持っていれば裕福層ではあるけど、
デフレ・円高だろうが、貨幣価値は下落するもんと思っているから、
リアルな裕福層は常に資産の目減りに不安を覚える。
だから、金持ちほど、不動産(別荘、駐車場)やらゴールドなどに資産を分散する。
株式投資なら、現金を株式に変えて、株式価値が上昇したから、利益が生まれる。

給与貰って、生活費以外を貯蓄しても、その貯蓄は今の時代、何も生まない。
超低金利だから、昭和の高度成長期のような利子はつかない。

現金の行き先を「自分」で見つけろと、市場経済は貴方に催促しているんだけど、
気が付かなければ、それだけなんだよ。
成長期であれば、黙って定期預金でも良かったんだけど、あの時代はね。

「真面目に働けば、何とかなる」とは、何も考えないと同じ。
真面目に働こうが、うまくいかないときもある。
その場合に備えて、勤務先以外の道しるべも必要だと、考えることから始める。

裕福層を目指すとして、
現金を真面目に貯めて達成するのはすごく困難だよ、庶民の給与額じゃ。
現金から現金を生むための触媒(カタリスト)が必要なんだよ。
その触媒が、投資だったりするわけ。
不動産経営投資でもいいけど、大手と張り合える気がしないから俺はやらんけど。

NISA、イデコがなんで生まれたか、考えてみるのもありだな。

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