「現金」は何も生まない。使って失うか、さらに利益を生むかのどちらか?
庶民がイメージする金持ちは「現金」をたくさん持っているイメージだけど、
実際は違うんだ。
彼らにすれば、現金は安い利子で借りるもの。
安く借りて、高い利益を生む、その差益が大きいから裕福層になれたの。
株式投資でよく言われる、投資で勝つには市場に居続ける、
ことだというけど、市場に居続けられたから、
毎年利益が転がり込んで、さらに投資をする。
投資するから、また利益が生まれる。
その好循環サイクルがあるから市場に居られる。
裕福層の定義は1億から3億未満の金融資産と定義づけられている。
金融資産であって、現金とは限定していないところがミソ。
現金に限定したら、裕福層はほとんどいなくなるんじゃない?
まぁ1億円を持っていれば裕福層ではあるけど、
デフレ・円高だろうが、貨幣価値は下落するもんと思っているから、
リアルな裕福層は常に資産の目減りに不安を覚える。
だから、金持ちほど、不動産(別荘、駐車場)やらゴールドなどに資産を分散する。
株式投資なら、現金を株式に変えて、株式価値が上昇したから、利益が生まれる。
給与貰って、生活費以外を貯蓄しても、その貯蓄は今の時代、何も生まない。
超低金利だから、昭和の高度成長期のような利子はつかない。
現金の行き先を「自分」で見つけろと、市場経済は貴方に催促しているんだけど、
気が付かなければ、それだけなんだよ。
成長期であれば、黙って定期預金でも良かったんだけど、あの時代はね。
「真面目に働けば、何とかなる」とは、何も考えないと同じ。
真面目に働こうが、うまくいかないときもある。
その場合に備えて、勤務先以外の道しるべも必要だと、考えることから始める。
裕福層を目指すとして、
現金を真面目に貯めて達成するのはすごく困難だよ、庶民の給与額じゃ。
現金から現金を生むための触媒(カタリスト)が必要なんだよ。
その触媒が、投資だったりするわけ。
不動産経営投資でもいいけど、大手と張り合える気がしないから俺はやらんけど。
NISA、イデコがなんで生まれたか、考えてみるのもありだな。
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