2021年1月25日月曜日

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米国株配当にかかる税金は3割と思うなかれ。確定申告の世界は奥が深すぎ。

特定口座の源泉徴収有りを選択すれば、多くの人が選択していると思うけど、
外国税1割と国内税(所得税15%、地方税5%、復興0.315%)2割の
合計3割以上引かれる。
米国株に対する配当は効率が悪い要因の1つとなっている。

所得金額に対する所得税率はおおむね下記のようになっている。
詳しい数字は自分で調べて。

①1,000円~194万9,000円 5%
②195万円~329万9,000円 10%
③330万円~694万9,000円 20%
④695万円~899万9,000円 23%
⑤900万円~1,799万9,000円 33%

特定口座の源泉徴収有りの配当にかかる所得税15%の目安は②と③の間。
あなたが会社員で配当をもらっているなら、
年収+配当額でどのぐらいの所得になるか、再考する価値はある。

④以下なら、特定口座の源泉徴収有りで済ませずに、
総合課税で確定申告を選ぶことを考える価値はあるかも。配当控除もあるから。
特定口座の源泉徴収有りの所得税15%が払い過ぎの可能性がでてくる。

多くの会社員は税金に対して、興味を持たない傾向にある。
給与から天引きされる仕組みだからね。
年末調整だって、会社がやってくれるのだから、
正しいかどうかも考えずに、受け流す。
これこそ世間で言う情弱かも。
せいぜい、住宅ローンを組んだ際の減税の時ぐらいだろう、確定申告するのは。

かつての自分はそうだったけど、確かめもせずに、
便利な特定口座の源泉徴収で済ませていた。
株式投資するなら税金に対しても詳しくなるべき。
配当生活目指すなら、必須だろうな。
昔の自分に説教しに行きたいぐらい恥ずかしくなる。

確定申告が会社員にとっては無縁のメンドイものと考えがちだが、
計算は国税庁のサイトで数値入力にして、還付金の有無も教えてくれるから意外と簡単。
(配当生活者なら)確定申告による国民健康保険の上昇を避ける方法もある。
申告不要制度。
もう、メンドイだけど、還付されるならトライする価値はある。
本当に、最初はメンドイと思ったよ。

ビートルズのTaxmanが身に染みる時期。
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